珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

娯楽|数少ない生き甲斐

面白そうなものに限って指の隙間からぽろぽろぽろぽろ落ちていく覚書|時間は虚無に向かって流れる

最近面白い本について カール・マルクスの『哲学の貧困』が面白すぎてページを捲る手が止まらない。これはタイトルから露骨に分かる通り、プルードンの『貧困の哲学』に対する批判書……と呼ぶにはあまりに生ぬるい、この際「自信満々でベネッセに送った俺の答…

あの世の本棚なんかに絶対屈したりしない覚書|あの世の本棚には勝てなかったよ……

読みかけの作品があります(半ギレ) 体調が優れない時ほど読書が捗る。このままポックリ逝くなんてことは万が一にも無いだろうが、億が一、兆が一には起こりうるかもしれないという滑稽な焦燥が、私を読書に駆り立てるのだ。ちょっと待ってくれ。まだプラトン…

健康で文化的な最低限度のコーヒーについての覚書|衣、食、住、趣

コーヒーを淹れるアレにフィルター乗っけて粉ザパーしてお湯ドバーして美味しいコーヒーが出来上がるんだからそれでいいじゃない 私は毎日コーヒーを浴びるように飲むが、コーヒーに関しては何も知らない。専門知識が無いのはもとより、ブラジル豆が苦いのか…

酒と煙草とマイクと推しについての覚書|酔っぱラップはしまっちゃおうね(※タイトル修正)

近況 ヒプノシスマイクにハマる ハマの女 ヤクザ、インテリヤクザ 悪徳警官、元軍人とかいう最恐ラインナップにも関わらず三者三様に面倒見が良くて仲間思いでなんやかんやめちゃんこ仲良しなMAD TRIGGER CREWクッッッッッッソ推せる~~~(オタク特有の早口…

本読みvs良書についての覚書|6月は梅雨時で本が読めるぞ~本が読める読めるぞ~本が読めるぞ~

(※7月です) 梅雨はばかもの やうやう青白(しろ)くなりゆく顔色 紫陽花の見える窓辺に腰掛け、適当に淹れたコーヒーを啜る片手間、適当に見繕った本の頁をぼんやり繰りながら、徒らに時を過ごしていたいそんな良き梅雨の日に、偏頭痛が酷すぎてゲロを吐くとい…

底辺の底辺による底辺のための哲学についての覚書|「たのしい哲学ごっこ」のすゝめ

さっぱり分からんということが分かった カントとゲーテをまともに読んだことすら無いというのに、ゲオルク・ジムメル著『カントとゲエテ』を読んでいる。分からん。さっぱり分からん。それもそのはず岩波文庫から出ているこちら、1922年に出版されたものを19…

ボロ舟を漕ぐ女と薄幸の美少年(184cm)についての覚書|すまねぇスポーツはさっぱりなんだ

国境の長いトンネルを抜けるとバレー部であった 人生の第一歩は、偶然という舟に乗り、必然という櫂を手に、時間という川を漕ぎ出すところから始まる。人生は概ね、偶然の質に左右されると思っている。良き偶然によって組み上げられた舟に乗り込んだ人は幸い…

オタクは卒業したけど性癖には勝てなかった件についての覚書|オタクの魂百まで

悲しいお知らせです この記事を書くに先立ち、ここのところ体調がゲロヤバいため更新頻度が落ちる可能性があることをお断りしておく。これはもう間違いなく憑かれている。精神と肉体は性格の不一致で離縁しているし、上半身と下半身は長い交渉の末に決裂して…

未だ生まれぬ書評についての覚書|感情で読むか、理性で読むか

書評記事が書けねえ件について 熱心に本を読むようになってから、結構な頻度でヨッシャ書評記事を書くぞと何度も何度も記事作成ページを開くのだけれど……書けぬ。これがとんと書けぬ。本を読んで、感動して、この心に渦巻く感動を文章で表現しようとして……書…

外国語に関する特に中身のない覚書|アイムノットファインセンキュー

大人には突然学びたくなる時がある 趣味7割実益3割程度で、気負わずに毎日チョコチョコやれるような勉強を探している。実益全振りの資格を取るのも悪くはないが今更なあという気もするし、なにより試験だなんだとこれ以上自分を疲れさせるようなことはしたく…

雑誌を妄想してみた件についての覚書|結局石油王になるしかねえんだわ

やわらか精神に雑誌が突き刺さる 雑誌を買わなくなって久しい。雑誌というものは大抵、「よき人」「よきモノ」「よき動物」「よき懐事情」「よき暮らし」「よき仕事」「よき習慣」などを載せている。それらの「よきもの」を見るのが辛くて、買わなくなった………

自分の機嫌を取ることについての覚書|ただのメモ

なんだか最近ネガティブというか、斜に構えた記事ばかり書いている気がするので、自分がウキウキするためだけの記事を書いてみようと思う。 ●欲しいもの ・コーヒーメーカー ・(コーヒーメーカーとは別に)手挽き臼式ミル ・家庭用製粉ミル ・小型ファンヒー…

狂気の文学作品についての覚書|おかしいは作れる

お勧めの狂った文学作品を募集している。或いはお勧めの文学同人作家。 随分長いこと「気の狂った本ないかな~」と探し求めているが、なかなかピンと来る作品が見当たらない。私が本を選ぶ基準については数日前の覚書を参照。 本屋に行き、まず表紙を見て、…

ブックオフのウルトラセールに行ってきた件についての覚書Ⅱ|人生色々ブックオフも色々

(※一昨日くらいに書いた記事) 先日の記事で言っていた通り、遠くのブックオフまで電車に乗って行ってきた。 夜勤明けだし、睡眠不足だし、頭はガンガン痛むし、熱っぽくて焦点がうろうろするし、喉はめちゃくちゃ腫れているし、人は多いし、クソ暑いし、今夜…

十数年のオタク人生に幕を下ろす件についての覚書|オタクという言葉と存在

数年前から手元の漫画や同人誌やフィギュアやその他グッズを処分している。一時期ブームになった断捨離本や片付け本は読んだことがないし、そういった流行りに乗ったつもりも無かったのだが、もしかすると心の何処かで影響されていたのかもしれない。単純に…

ブックオフのウルトラセールに行ってきた件についての覚書|珍しくたわいない本の話など

3日からブックオフのウルトラセールが開催されている。 先月末にふと古本の大人買いでもするか~と思い立って日頃は殆ど空っぽに等しい財布に英世(英世である)を数枚突っ込みブックオフに足を運んだところ、店内放送でウルトラセールの開催情報を知り、セー…