珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

「大人の健康診断」とその対策などについての覚書|アホがばれる

中身のない告知(そのまんま)

「従業員定期健康診断に関する告知」という見出しの書かれた紙がバイト先の事務所に置いてあった。そう、見出しだけ。肝心の本文は印刷が途切れており、見出しから先はなんにもなかった。なんでやねん。これ絶対重要なやつだから早いとこ続きを印刷してくれという催促のメモを店長宛に残し、その日は帰宅した。

今年はフリーターになってから初の健康診断が待っている。最後に受けた健康診断が大学2年の頃。講義の空き時間でその辺に停まっている健康診断カーに乗り込み簡易的な診断を受けたのが最後。つまるところ、私はこれまで小中高大と「青少年の健康診断」しか受けたことがなく、「大人の健康診断」を受けるのは完全に初めてで……恥ずかしながら、何をするのかさっぱり分からないということだ。「大人の健康診断」って……あの、一体何をするんです?

これが「大人の健康診断」だ!

・定期健康診断(労働安全衛生規則 第 44条)

1年以内ごとに1回、定期的に次の項目の健康診断を行わなければなりません。

1. 既往歴・喫煙歴・服薬歴・業務歴の調査

2. 自覚症状および他覚症状の有無の検査

3. 身長、体重、視力、腹囲、および聴力の検査(1000Hz・30dB)(4000Hz・40dB)

4. 胸部X線検査、および喀痰検査

5. 血圧の測定

6. 尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)

7. 貧血検査(赤血球数、血色素量)

8. 肝機能検査(GOT、GPT、γ‐GTP

9. 血中脂質検査(LDLコレステロールHDLコレステロール中性脂肪

10. 血糖検査(空腹時血糖またはヘモグロビンA1c)

11. 心電図検査

一般社団法人オリエンタル 労働衛生協会-一般健康診断

 アバーッ!

年齢等により省略できる検査もたくさんあるらしい。しかしこの赤字の部分、ここ数年ずっと米とパンと芋と大量の甘いもので生き長らえてきた私は不安しかない。最後にサラダと名のつくものを食べたのはいつだろう。最近の黒糖かりんとう三昧で先月そこそこ減らした体重がもう全て戻っている気がしてヤケクソで体重を計ったら戻っていたのは1kgだけだったので安心……できない!戻ったぶんも含めてあと3kgは痩せたい。糖尿病は本当に怖い。年齢的にも、そろそろ食生活を改める時期が来ているのかもしれない。炭水化物と甘いものは安くて美味い。つまり貧乏人にやさしい。バファリンも裸足で逃げ出すレベルのやさしさ。6月は偏頭痛の季節。逃げたバファリンの行き着く先は私の口の中。そういえば近所の薬局で売ってる無名メーカーの安価な頭痛薬の名前が「アダム」だった。ウケる。そういうセンス好きだよ。薬局はエデンの園だった?

夜勤従事者は年に2回も健康診断を受ける必要があるらしい

 そして色々調べているうちに、こんなものを見つけた。

www.fpn.jp

夜勤従事者は危険物を取り扱ったり厳しい環境下であったりその他危険を伴う業務を行う労働者と同様、「特定業務従事者」に該当するらしい。わざわざ真夜中にやってくる客の大半は危険物とほぼ変わりないですからね。時間帯手当とは別に危険物取り扱い手当なども頂きたいものです。毎日が労働災害

今のところ夜勤が主な原因と思われる体調不良は特にない。最初の2週間くらい肌がめちゃくちゃ荒れたとか、その程度である。しかし「夜勤出来るのは若いうちだけ」とか「体にガタが来るのが早まる」とか言われているのを見ると今から震える。こちとらババアになるまで夜勤する前提で生きているのに。高い賃金と客の少なさを手放したくない。

そもそも基本的に昼寝て夜起きている夜勤従事者に対し、真昼間に病院に来させている時点でこちらは既に健康被害を被っている。出勤、退勤、健康診断、出勤。こんにちは、今の体調はいかがですか。はい、めちゃくちゃ眠いです先生。

健康診断に向けて付け焼刃的に生活改善を試みること

取り敢えず幾つか考えてみる。

・健康診断まで米を炊くのを止める

・甘いものを買わない

・飲酒を控える

・間食をこんにゃくとプルーンに置き換える

マルチビタミンなどのサプリを取り入れる(健診まで)

・睡眠時間を2時間増やす

・甘いものを買わない

・甘いものを買わない

このくらいしか思いつかない。健康診断に行けるのがいつになるか分からないけれど、2~3kgは落としたい。

金さえあったらやっとるわい

それで、野菜なぞ食ったほうがいいなと思いつつ……予定はない。1人暮らしの貧乏人に「野菜を食え」と言うのもなかなか酷な話。うちの母親も言う。もちろん我が子の健康を気遣ってのことだ。しかしどこから野菜を買う金を出せと言うのだろう。「栄養不足で病気になったら病院代で最終的に高くつく」とはごもっとも。であれば将来の医療費を節約するために今借金して野菜を買えばいいのかな。まあそれはそれで面白いかもしれない。「野菜を食え」というのは「野菜を買え」ということであり、「野菜の為に働け」と同義であり、「野菜のために他の楽しみを犠牲にして節約しろ」と同義であり、「野菜の為にストレス溜めて身体を壊せ」と同義であり……結局身体壊すので救いは無いのである。家庭菜園?自分の面倒も見きれないのに野菜の面倒なんか見てられるか。勝手に育って勝手に実って勝手においしいおかずになって勝手に口の中に飛び込んできてついでに食器も洗ってくれる野菜なら菜園してやってもいい。最終的にはDHCなんかのやっすいマルチビタミンサプリで身体を誤魔化すしかないのである。野菜に限った事ではない。「金さえあったらとっくにやってるよ!」ってことをさもアドバイスですとばかりに言われると悲しくなる。金が無いのが悪いんだけど。金に困る人生しか歩めない自分が悪いんだけど。

限界労働者の皆さん、とりあえずビタミンB群は摂っておきましょうね。疲労回復と抗ストレスに必要な栄養素です。2ヶ月くらい前の私のごとく、5個も6個も口内炎こさえる前に。

 

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