10年越しの真実と13年前の悲劇についての覚書|ポケモンで泣いたのは幼稚園の頃にアニメ39話「ピカチュウのもり」を観たとき以来ですよ
10年目の衝撃
まだ私が大学生だった頃にTwitterで頻繁に見かけていた「サブマス」という単語、「ははーん、響きから察するにきっとアイマス(アイドルマスター)の派生コンテンツか何かだろう」などと考え全然気に留めてなかったのに、つい最近になってようやくそれがポケモンに登場する双子の男性キャラクターを指す言葉であり、しかも何から何まで超絶私好みな黒白カラーの長身ロングコートえちえちはたらくおにいさんだったということを知ったのだけれど、どうして10年間誰も教えてくれなかったんだ
私はあと幾度オタクを卒業すれば許されるのか
たまたま眺めていたポケモン動画で「ア゛!!!!!」ってな具合に刺さる双子のキャラクターがいたと思ったら、彼らこそ私が10年間アイドルマスターのいちコンテンツだと勝手に思い込んでいた「サブマス」こと「サブウェイマスター」だった。ハァ。おいおいおい。10年。10年だぞ。おいおいおい。今の気持ちを例えるならそう、ある日病院のベッドで目覚めたら最後に記憶している日から10年が経過しており、周りの人間はみんな就職したり結婚したり子供ができたりしているのに自分だけは未だ高校生のままで世の中から取り残されている、そんな気分だ。
毎度おなじみオタク卒業したシリーズの前作です
はい。ちゃんと卒業できてますね。
レベル100カイオーガのなみのりで6タテ余裕なんで……
最近になってポケモンのスマホゲームに参戦したとかで話題になったらしい。ファンの間では一応クールなキャラクターとして認識されていた双子の兄・ノボリのテンションが高すぎてボイスが音割れ寸前らしい。Twitterに上がってたクソデカスーパーブラボー聴いて腹よじれるくらい笑った。興味はあるがスマホゲームは封印しているので手は出さないかなあ。余談だが、私はあれほどやり込んだポケモンサファイアでもバトルタワーはほぼほぼ手付かずのまま放置していたくらい戦闘が苦手で、ALLレベル100の手持ちでひたすらぶん殴って勝つようなタイプだったので、強制的に全ポケモンのレベルが50に統一されるバトルサブウェイで20連勝とかできる気が全くしない。そもそも今はソフトもハードもなーんにも持ってないんですけどね。ハハハ。
こんなに強くてかっこよくて可愛くてカリスマ溢れる彼らも鉄道会社に勤めるいち労働者であって厚生年金や健康保険料や雇用保険料なんかを会社に毎月納めてるんだなあって考えるとちょっと興奮する
←終始真顔なのに音割れするくらいテンション高い方 いつも明るく無邪気だけどわりと冷静な方→
バトルのための育成をバトルそっちのけでやるのが好きです
これを期にポケモン復帰を前向きに考えている。ここ数日ずっとポケモンのことを考えていたら、無性にポケモンがやりたくなった。元々育成要素が大好きなので、ポケモンのタマゴを抱えて長い一本道をひたすら自転車で往復しながら攻略本と攻略サイトを眺めていたかつての日々は本当に楽しかった。しかしプレイするにはまずハードを買わなきゃならんのが少々のネックである。本体3万以上するのかあ。バイト先の大学生もフリーターも社員もみんな持ってるのすごいなあ。switchってあんな形だけど携帯機じゃないってどこかで聞いたんですけど、テレビ持ってなくてもできるのかな?
わたしのプラスルについて
おもしろいサイトを見つけたので、私が最もやり込んだサファイアの定番パーティをなんとか思い出しながらトレーナーカード作ってみた。
サファイア時代、パーティのエースはプラスルだった。特にプラスルが好きというわけではなかったのだが、気づけば一緒に旅をしていて、気づけば一緒に強くなって、気づけば一緒に殿堂入りしていた。いつもパーティにはプラスルがいた。いくらやり込んで飽きないゲームを飽きるほどやり込んだ。そんな私も、発売からやや日を空けてついにポケットモンスターパールを手に入れた。なんでも、DS1台あればサファイアのポケモンを次世代のパールに連れていくことができるらしい。私は歓喜した。というのも、「これでサファイアをリセットしてまた最初から遊ぶことができる」と考えたからだ。パールにポケモンを連れて行くには1日1回の回数制限があるので、毎日コツコツサファイアからパールへポケモンを送った。かなりの日数が経過したある日、「もうサファイアリセットしてもいいかな」と思った。育てたポケモンはあらかた送り終わった。私はサファイアをリセットした。数年ぶりに一からやるサファイアはとても新鮮だった。そして、パールを起動した。またサファイアのポケモンを手持ちに入れることができる喜びに震えていた。私はまず1番にプラスルの姿を探した。おそらくパールで彼を主力にすることはないだろうが、それでもかつての大エースだったのだ。私はボックスを探した。隅から隅まで探した。何度も。何度も何度も何度も探した。血眼になって探した。一匹一匹、画面に穴が開くほど探した。プラスルの姿はどこにもなかった。他のポケモンたちはみなボックスの中で私を待っていた。しかし、プラスルの姿はどこにもなかった。私のプラスルはサファイアのデータとともに電子の海へ消えてしまった。私は自分の部屋へ行き2時間ねむった…そして……目をさましてからしばらくしてプラスルが消えた事を思い出し………泣いた……