珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

私のご機嫌を取るものたちのご機嫌を取る覚書|自己肯定感を得ることで自己肯定感を得るプロセス

有意義な情報

寝る直前に栄養剤を飲むと1回目のアラームで起きられる確率が上がる

 

かもしれない

かもしれない

 

寝る直前っていうのはベッドに入るモーションの途中で一旦栄養剤を飲むモーションを挟むということです

ということに気づいてから毎日それを実践している。今のところ勝率は.541といったところか。それでもやっと5割を上回ったところである。しかしこれを実践する前は.334くらいだったから上々だと思う。起きられなかった残りの割合はどうなってるかって、そりゃもう地獄ですよ。本来なら早めに起きて、ゆっくり風呂に入って、コーヒー飲みながらパンをかっ食らって、ついでに部屋の掃き掃除なんかしちゃったりして、そんで残った時間で読書、出勤前にはそれくらい優雅な時間がないとやってられないんです。今風な言葉を用いるなら、朝活してからじゃないと出勤できないタイプなんです。夜勤だから夜だけど。早い話が、睡眠時間を削ってでも仕事前に自分のご機嫌取りをすることが必要不可欠なタイプの人間なんです。それができなかった日には起きられなかった罪悪感と朝活(夜)できなかった悲しみでいっぱいなんです。まさにそれが地獄。.459です。

 

人間生活初心者すぎる

出勤前に部屋の掃除をすると、自分偉いなあ立派だなあって自己肯定感が得られるので結構おすすめ。ついでに部屋も綺麗になるぞ!部屋の掃除をすると部屋が綺麗になる、これってトリビアになりませんか?それに、出勤前に手ずからコーヒーを淹れると自分優雅だなあまるでデキる社会人みたいだなあって自己肯定感が得られるのでこれもまたおすすめ。ついでに飲み物も飲めるぞ!紅茶でも緑茶でも白湯でもなんでもいいので自分で飲み物を淹れる。飲み物を淹れると飲み物が飲める、これってトリビアになりませんか?

 

自己肯定しようとしなければ自己肯定できないのかわいそう

全ての行為が自己肯定感に繋がらないと自己肯定感不足で死んでしまいそうなので、最近は無理矢理にでも全ての行為を自己肯定感に接続するようにしている。歩いているときは前に進んでいるので偉いし、座っているときは足を休められているので偉い。働いているときは言わずもがなだ。私は少なくとも、自己肯定のやり方くらいはまだ覚えているはず。実践と、効果の発揮に関してはまた別物だが。しかしやり方を忘れていなければいつか実践できるし、いつか実践できればいつか効果が発揮されるだろう。やり方さえ忘れていなければ。できるかできないか、やるかやらないか、そういうことは一旦置いといて、やり方だけは絶対に忘れないよう毎日毎日呪いのごとく頭の中で復唱しよう。自己肯定のやり方はうまく言葉にできない。言葉にできないけど、やり方は分かる。やり方は分かっている。やり方は分かっているから大丈夫……

 

彼らのための焼きそばパンは既に買ってあるし彼らの草履も既に温めてある

自己肯定に必要な要素、より詳しく言えば長所とか才能とか由緒とか善性とか徳とか正しさとか信念とかそういうもの、これらを自分の中から引き出せないのであれば、自分の外にあるもの、目の前にあるもので我慢するしかない。私としては前述の掃除とコーヒーは自分の外に有り、かつ目の前にあるものだと思っている。もしかすると掃除とコーヒーが魂の中まで染み込んでいる人間もいるかもしれないが。掃除とコーヒーが私の自己肯定感のために働いてくれている限り、私は自己肯定をすることができる。彼らが私に飽きてしまわないよう、私は精一杯彼らのご機嫌取りをしなければならない。私が早起きして色々やっているのは、自分のご機嫌取りの前に、彼らのご機嫌取りをしなければならないからである。うっかり寝坊して彼らのご機嫌取りができなかった日には私のご機嫌も最悪である。こんな日が続けば、久々に掃除やコーヒーをやったとして、既に彼らは私に自己肯定感を与えるという仕事を放棄したあとかもしれない。こうなってはなにもかも手遅れである。

 

掃除とコーヒーがお互いの機嫌を取り合っていれば私は随分と楽なんだけどなあ

掃除センパイ、コーヒーとかいかがっすか!ヘイすぐに淹れやす!コーヒーセンパイ、デスク周り掃除しときましょうか!ヘイすぐに片付けやす!

 

 

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