ブックオフのウルトラセールと罰当たりのバーゲンセールについての覚書|お客様は神様です
キタ――(゚∀゚)――!!
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
告知ページの勢いがすごい
ここすき
でも毎回めちゃくちゃ期待して行くわりには収穫少ないよね
そんなもんだよ
セールは期待せずに行くのが実は正解なんだって期待せずに行くからセールは楽しいんだって最近になってようやく気づいたので今回もあまり期待せずに行きます(わくわく)
わーいわーい。ブックオフの本全品20%セールだ。わーい。毎回意気揚々と足を運ぶわりにはせいぜい4、5冊くらいしか買うものがなくて「あれ?これいつもどおりじゃね?」ってなるセールだ。わーい。ここ数年正月に出掛けるところといえばブックオフが定番となっていてお前そんなんで本当にええんかと思うんだけど正月から店を開けてくれるブックオフの優しさと正月から働かなきゃならない店員さんの哀愁と古本の香りを噛み締めているうちに全てどうでもよくなってくるセールだ。わーい。
先日ブックオフのウルトラセールに命を助けていただいた鶴ですが
ブックオフのウルトラセールはだいたい正月、ゴールデンウィーク、夏休みである。これに加えてアプリ会員限定で臨時のセールをやることもある。「正月になんか特別なことした?」って訊かれたら口を閉ざすしかないけれど、「正月になんか楽しいことあった?」って訊かれたら、「ブックオフのウルトラセールに行ったよ!」と返すこともできよう。ゴールデンウィークも、夏休みも同様に。今回の休みもブックオフのウルトラセールに行くくらいしかできなかった。今回の休みもブックオフのウルトラセールに行くくらいのことはできた。これは大きな違いである。
未来日記
1月5日。晴れ。正月は、ブックオフのウルトラセールに行きました。それ以外は特に何もしませんでしたが、めぼしい本が何冊か手に入ったし、楽しかったです。多分、楽しかったです。楽しかったんだと思います、ええ、きっと、まあまあ、恐らく……。ピピピ、はいそこまで。正月楽しかったことについて考えるのはそこでお終いです。あなたの場合、楽しさについて考えれば考えるほど、あの時は確かに感じていたはずの楽しさ、事実としてそこに存在していたはずの楽しささえ、輪郭がぐにゃぐにゃになって記憶と現在の隙間に落っこちていってしまうのだから、それなら迂闊に考え込まない方が賢明というものです。そのうち楽しさの定義なんてものに手を出すようになって、迷宮から出られなくなりますよ。自分の楽しかった記憶を根こそぎ改竄しなければならない羽目になりますよ。ハァ、まだ2021年も終わらないうちに1月5日の日記を書いてしまった。1月5日は晴れるといいなあ。
できればちょっと早めに来て大掃除手伝ってもらえると嬉しいんだけど
とはいえ、今年はせっかく1月1日が休みであることだし、幾年ぶりかの元旦初詣に行こうかと思いましたが、人が多そうだしやっぱりやめます。だいいち、毎年毎年人間が詣でてばかりで、たまには神様の方からこっちに来てくれたっていいと思うし、今年は神様に詣でてもらうことにします。とりあえず部屋を片付けて、要らないものはゴミ袋に詰めて、掃き掃除拭き掃除もちゃんとやって、ウーン、神様って何が好きなんだろう?御神酒?御米?今たまたま家にワインがあるからワインでもいいですか?米はないけどパンとオートミールならありますよ。正月、家に神様が来てくれたら、こんな楽しい正月の過ごし方もないだろう。「正月になんか楽しいことあった?」って訊かれたときに、「ブックオフのウルトラセールに行ったし、神様と家の中で遊んだよ!」って返せるじゃないですか。よし決めた。正月は、家に神様呼んで、神様と遊ぶぞ。こう自分に強く言い聞かせでもしなきゃ、大掃除なんて絶対やらないからな。