非災害時の常用持ち出しバッグについての覚書|これくらいのバックパックに乾パン乾パン乾パン乾パン乾パン乾パン乾パン乾パン
高校の終業式の日のお昼頃にたまたま街中で買い物をしていたら女子高生がいっぱい歩いてて得した気分になった
近頃欲しいものがある。でっかいバックパック。私が高校生の頃は、OUTDOORのリュックの紐を長ーく調節して尻をすっぽり覆うくらいにする、つまりたるたるのリュックを気だるげにゆるく背負いこなすのが学校問わず流行ってて、みんなよってたかってOUTDOORのリュックを尻で背負ってたんですが、今の高校生や大学生はみんなでっかいバックパックをやや高めの位置にキュッと背負っていて、時代の移り変わりを感じます。バイト先の更衣室にもいつも誰かしらのバックパックが置いてある。アレいいなあって。すごく使い勝手が良さそう。
撃鉄にカードが!!
で、バックパックを何に使いたいかと言うと……ウウン、何を入れたいかというと、まず、乾パン。食料は大事です。次に、お気に入りの文庫本を何冊か。それと乾パン。私はキリスト教徒ではないですが読み物として好きなので聖書も入れておきましょう。あと氷砂糖、もしくは金平糖。それと乾パン。タオルとウェットティッシュ。それと乾パン。ノートとボールペン。それと乾パン。数珠と御守りと十字架(護身用)。それと乾パン。ブルーアイズホワイトドラゴン(護身用)。それと乾パン。
つめた~い
お前それバックパックに乾パン詰めたいだけだろって、ええ実はそうなんですよ。私はただバックパックに乾パンを詰めたいだけなんです。自宅に乾パンのストックが8袋あります。なんでそんなに乾パンがあるのかというと、バイト休憩中の食事としてなにが一番適当かについて大真面目に試行錯誤した結果、乾パンにありついたからです。あと近所の乾パン売ってるスーパーがたまたまauPAY10%還元キャンペーンの対象だったからです。食べやすく、手も汚れず、いい感じにカロリーが摂取できて、腹持ちがよく、適度な甘味と香ばしさがあり、持ち運びに便利で、なおかつ安価、1袋買っておけば当分は持つ。こんなにいい食べ物ってないですよ。乾パンのWikipediaを見たらかつて軍用食としての乾パンには金平糖が添えられていたとあり、ただ金平糖はちょっと高いので、氷砂糖1kgを買って、ダイソーで小さいジッパー袋を買って小分けして、これも休憩中に囓ってます。どちらも本を読みながら摘めるのが良い。バイト先ではまるで軍人のような食事をしている私ですが、実際、労働は戦いですからね。
いつかきっとどこまでも行こうね
自宅に乾パンがたくさん詰まったでっかいバックパックがあったら、もうそれだけでどこへでも行けそうな気がする。もちろん人は乾パンのみにて生くるものにあらざるが、これさえ背負っておけば、まあ、とりあえずなんとかなるんじゃない、みたいな。要は、いつでも逃げられるんですよね。乾パンがたくさん詰まったでっかいバックパックがあったら。現時点では別に何から逃げたいわけでもないし、どこかへ行きたいわけでもないけれど、いつか逃げ出したくなったときに、やっぱり手ぶらじゃ心もとないですから。災害時の非常用持ち出しバッグにするには足りないものが多すぎるし、あまりにもお粗末というか豪快が過ぎるけれど、 非 災害時の 常用 持ち出しバッグも作っておいたほうがいいかなって。私はいつでもこれを持ち出していい。コンビニに行くくらいの感覚でこれを背負ってどこかへ行ってもいい。しばらく使わないようならば、中の乾パンはバイト休憩用の食料に給していい。なんて素敵なバッグなんだろう。
乾パニスト
ファッション誌にはよく読者モデルや一般人の「バッグの中身見せて」企画が載っているけれど、私もこのバッグを背負っている時に、是非とも声をかけられたいものだ。すみませんこういう雑誌のこういう企画なんですが~って声を掛けられて、快く了承して、中から大量の乾パンを取り出して、取材の人を驚かせてやりたい。そのためにはやっぱりバッチリお洒落して歩かなくちゃいけないんだなあ。バックパックを合わせるとなると、やっぱこう、スポカジ(スポーツカジュアル)みたいな?スポカジって死語ですかね?メチャクチャお洒落してバックパックに大量の乾パン詰めて原宿歩いてみてえなあ。あと10年若かったらやってやるんだけどなあ。