珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

なりそこないのシュークリームについての覚書|なにわろとんねん

腹で返事をするな

ここ2週間ほど、起床後の腹具合が尋常じゃないほど悪い。もはや目覚ましの音で目が覚めているのか自分の腹の音で目が覚めているのか分からなくなるくらいだ。アラームが鳴る、目が覚める。腹が鳴る、また目が覚める。目が覚めているのにまた目が覚めるとはこはいかに。目が覚めるのは眠っている者の特権じゃなかったんですか。既に目が覚めている者もまた目が覚めるのですか。「更に白く(黒く)なる」という意味合いを除いては、白いものが白くなったり黒いものが黒くなったりはしないってソクラテスも言ってたじゃないですか。起きている者が起きたり、眠っている者が眠ったりするのはおかしいじゃないですか。なんで目が覚めているのにまた目が覚めるんですか。ねえ。教えてよ私の腹。ぼぼごごごべべべ

 

もっと有意義なことに貴重な時間と空気を使え

具体的にどう具合が悪いのかというと、まずなんといっても腹がめちゃくちゃ張って苦しい。張った腹を押すとぼべべとかこぽぽとかいう間抜けな音とともに空気が沸騰(?)している感覚がする。明け透けに言えばめちゃくちゃ屁が出る。これはもう寝ている間に腹へ空気を注入されているとしか思えん。ここで菓子パンやスイーツのパッケージによくある表記を思い出す。「製品の表面にあいている穴はクリームを注入するための穴です。」私の記憶が正しければ、ブルボンのチョコあ~んパンにも書いてあった気がする。多分、私の腹にもそういう穴があって、私が寝ている間に誰かがそこから空気を注入しているんだと思う。一体誰が?何のために?よっぽど暇なんだなあ。そんなにやることがないのなら不二家とかモンテールとか山崎パンの工場でバイトでもしてきたらどうだ?そこに行けばきっと好きなだけクリーム注入し放題だぞ。私の腹に空気を注入するよりよっぽど楽しめると思うぞ。多分。しらんけど。

 

考える皮

私もさあ、こう、工場でクリームを注入するくらいの気持ちで中身を注入されてえなあ。人としての中身をさあ。今の自分ってのは言うなればこう、 シュークリームの中身・・・・・・・・・・ が入ってないシュークリームみたいなものなんだ。労働する皮なの。もちろん私の皮の中には内臓とか筋肉とか脂肪とか脂肪とか脂肪とか詰まっているけれど、それとこれとはまた違うんだ。シュークリームの皮の中に生卵と牛乳と砂糖を詰めたところでシュークリームとは呼べないだろう。生卵と牛乳と砂糖が詰まったシュークリームの皮は、決して空っぽではない。しかしそれは シュークリームの中身・・・・・・・・・・ ではない。シュークリームがシュークリームとして生きるために必要なものは、確かに皮の中に詰まっている。しかしそれは シュークリームの中身・・・・・・・・・・ ではない。生卵と牛乳と砂糖が詰まったシュークリームの皮は、生卵と牛乳と砂糖が詰まったシュークリームの皮でしかない。それはシュークリームではない。今の私は内臓とか筋肉とか脂肪が詰まった皮でしかない。私は人間になりたい。

 

33-4

痛みが伴うわけでもなく特別腹を下すわけでもないがただただ不快で仕方がないので、とりあえずネットで調べはしてみる。しかし腹が張る症状は場面こそ違えどかれこれ15年くらいの付き合いであって、学生の頃からこれ絶対過敏性腸症候群ガス型ってやつだろと思ってたし、腹の張りに関してはそこらの人間よりよっぽど経験値積んでるし、市販薬も色々試してきたし、今更こんなありきたりな医療サイトで目新しい情報が入手できるとも思え……

epark.jp

 

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