珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

【2022年5月編】毎月29日はブックオフの日なのでブックオフに行きませんでしたという報告書|今日は30日なのでブックオフの日ではありませんでした(驚愕)

今日30日ってマジ?ずっと29日だと思って生活してた

本物の29日はどっかに落っことしてきたみたいですね

 

【2022年4月編】が無かったのは決してひと月坊主になっていたわけではなく5/2~5/5に開催されていたアプリ会員限定GWセールに備えていたからなんですね

shirokuro-044.hatenablog.jp

初日と最終日に行ったかな 楽しかったです

 

行きつけのブックオフ岩波文庫が充実しててとてもよい

セール初日に同レーベルの本をまとめ買いすると棚がポッカリ空くでしょ。すると店員さんが空いたところに同レーベルの商品を補充してくれるでしょ。そこを狙って行く。あちこちの棚からチマチマ漁るよりも同じ棚から一気に持っていった方が一度のセールで二度楽しめるというわけなんですねえ。時々商品補充用の引き出しを勝手に開けて棚に並べてない在庫を漁ってる客いるけどアレはホントどうかと思う。そりゃあ、まだ表に出てない商品があるなら私だって見てみたいよ。その中に欲しい本があるかもしれないし。もしも店員さんにちゃんと許可貰ってるってんなら別に何も言いやしないよ。まあ貰ってないでしょうけど。どうしても欲しいタイトルがあるのなら在庫を調べてもらえばいいんじゃ。そうではなくてただ漠然と「なんかいい本ないかな」くらいの気持ちで勝手に引き出しを開けてるんなら、店の迷惑とかマナー違反もあるけど、それ以前に「ズルい!」って思っちゃうな。店員さん的にはどうなんでしょ?やっぱり迷惑?わりとどうでもいい?地球上には、鍵や錠前が必要な場所がまだまだ存在するのかな。

 

人の敵は人!

なんで鍵や錠前が必要になるかって、勝手に開ける人がいるからですよね。その上「勝手に開けるだけ」って人はあんまりいなくて、勝手に開けた先にある中身に対して悪さをしようとする人がいるからですよね。だから地球上が鍵や錠前で溢れかえるわけです。なんかすごく当たり前のことを言っているようですが、私のバイト先もあっちこっち錠前だらけでいい加減鍵の管理が煩わしくなってきたので、勝手に開ける人や勝手に開けた上で勝手に中身をどうこうしようとする人たちに対する恨みが募ってきているわけです。あっちもこっちも鍵、鍵、鍵!ポケットの中がジャラジャラするのも煩わしいし、必要な鍵を忘れて鍵庫のところまで取りに行くのも煩わしいし、ウッカリ鍵を携帯したまま退勤して店まで引き返すのも煩わしいし。勝手に開ける人や勝手に開けた上で勝手に中身をどうこうしようとする人たちが絶滅すれば全て解決するのになあ、なんて、そんなことをついつい考えちゃうわけですよ。

 

「悪への対策を怠った方も悪い」っていう論この歳になっても未だに理不尽だと思ってるんですけどこういう理不尽を飲み込んで人は大人になるんだろうな大人になんかなりたくないな

しかも最近ちょっと重要な鍵を扱う機会が増えたもんで一層プンプンしてるわけです。だってですよ、もし私がこの鍵の扱いを間違えて問題が起こったとして、「そもそも勝手に開ける人が悪いじゃないですか!」なんて言ったところで、そんな言い訳を真面目に聞き入れて貰えるとは思えませんからね。「勝手に開ける人が悪いのは確かだけど、鍵の取扱いを誤ったあなたにも非があるよね?」って言われるのが関の山でしょう。イヤ……イヤ確かにそうなんですけど!でも勝手に開ける人の方がずーっとずーっと悪いでしょ!なんせ勝手に開ける人が初めからこの世に存在しなかったら、私は重要な鍵という名の理不尽な責任をジャラジャラ身につけておっかなびっくり仕事しなくていいわけですからね!ムキー!!!

 

はい

「そもそも何々が初めからこの世に存在しなかったら」論は言い出すとキリがないのでこの辺でやめておきます。「そもそも悪人というものが初めからこの世に存在しなかったら」系の論はひたすら虚しくなるだけなのでやめておきます。もしも悪人というものが初めからこの世に存在しなかったら、鍵も錠前も恐らく必要ありませんし、防犯カメラも防犯ブザーも要らないですし、警備員さんも、警察も、下手したら法律さえも不要だったでしょう。そうなると社会の姿が今とは全く違うものになってしまいます。そんな社会想像できません。とにかく、扉や引き出しを勝手に開けるのはやめよう。勝手に開けて勝手に中身をどうこうするのはやめよう。ハイ。言いたいことはそれだけです。

 

本題が終わったので余談に移ります

・「極める 愉しむ 珈琲事典」(西東社)

クロード・ベルナール実験医学序説」(岩波書店)

ディドロダランベールの夢 他四篇」(岩波書店)

ニーチェ善悪の彼岸」(岩波書店)

野上弥生子「迷路(上)(下)」(岩波書店)

森銑三柴田宵曲「書物」(岩波書店)

・J・S・ミル「自由論」(岩波書店)

サミュエル・ジョンソン「幸福の探求-アビシニアの王子ラセラスの物語-」(岩波文庫)

 

読んでて安心出来る主人公が好きですあんまりハラハラしなくていいタイプの

ちょうど今「幸福の探求」読んでるんですけどコレめっちゃ面白いですね。表紙イラストと世間知らずの王子っていう立場から12、3歳くらいの少年を想像してたんですけど、旅に行くことを思い立ったのが26歳で実行に移したのが28歳でそのあとも「それから●ヶ月後」みたいなナレーションがガンガン入るんで結構いい歳ですね。まだ途中ですけどもう30歳は超えてるかな?親近感湧きました。妹と一緒に旅に出るんですけど、世間知らずと言ってもこの兄妹めちゃくちゃ思慮深くて頭がいい上に、自分の感情と分けて物事を客観的に見ることができるし目の前の事実を柔軟に受け入れられるタイプなので安心して読めます。世間知らずのおぼっちゃんがあっちで大騒動こっちで大騒動するタイプの話は読んでるうちに「悶゛」ってなるのでぶっちゃけあんまり好きじゃないんですよね。彼らはめちゃくちゃよくできた兄妹だ。もちろん大金持ちの貴族なので金に物言わせて物事を進める場面が何度もあるんですけど、「ゴタゴタは大金を払って解決した。以上。」って感じで描写が死ぬほどアッサリしてるところも好印象です。金持ちムーブを必要以上に描かない。いいですねえ。この兄妹みたいなのはまさに理想の貴族です。

 

そろそろ落っことした29日を探しに行ってきます

おなかすいたなあ