珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

リラクゼーションドリンク『CHILL OUT』を大真面目にレビューしているだけの覚書|今回マジで大真面目にレビューしてるぞ人生でいちばん大真面目にレビューしてる

例のリラクゼーションドリンク『CHILL OUT』を今更飲んでみた感想

後味が小学校の水飲み場の蛇口から出る水の味

 

純度100%の爽やか人間は却っておっかないからこれでいいんだよ

一口目は「水で3倍に薄めたエナジードリンク。で、後味が「水」。これ、マジ。悪いって言ってるようにしか聞こえないかもしれないけど、決して悪いって言ってるんじゃない。これはこれでアリ。ざっくり言って、エナジードリンクから全ての毒気を抜いた味がする。愛読誌をメンズナックルからメンズノンノに乗り換えた人みたいな味がする。高2までバチバチの不良だったけど高3に上がると同時に心入れ替えて真面目に勉強して在学中には就職決まらなかったものの卒業から1年後無事に就職して今は真面目に働いているが脱ヤンしたその日から己の個性を根こそぎ喪失した気がしてふとした瞬間に虚しさを覚える社会人3年目の22歳みたいな味がする。かつてのアイデンティティに思いを馳せる元ヤンの味がする。かつてのアイデンティティに思いを馳せる元ヤン食べたことないから断定は出来ませんが。

 

昔はブイブイ言わせてませんでしたか?

タイピングしながら1本飲み終えた。味に若干のエナジードリンク感こそあれど、エナジー感は皆無である。まあエナジー感があったらリラクゼーションドリンクではないので当然といえば当然ですね。じゃあリラクゼーション感があるのかと問われると、ウーン、リラクゼーション感というものが分からないので分かりません。でもふとした瞬間に「かつてエナジードリンクとしてバリバリ暴れていた頃の名残」みたいなものを感じるんですよ。それは本来あっちゃいけないものだと思うんですけど。やはりアイデアの根幹にエナジードリンクの存在があるからでしょうか。チルアウトそれ自体はあくまで、エナジードリンクと対をなすリラクゼーションドリンクという存在である。しかしリラクゼーションドリンクという存在の根幹には、エナジードリンクの存在がある。そう考えると、広義の元エナジードリンクと考えられなくもない。ほんとかなあ。

 

水にもこれだけ個性があるというのに

それにしても、こんなに後味が水な清涼飲料水初めてでちょっと笑ってしまった。無糖のフレーバー炭酸水でももっと後味があるぞ。しかも、それがどことなくノスタルジーを感じさせる水の味だったから、しばらく考え込んでしまった。水といえば水。でも市販のミネラルウォーターの味じゃない。レストランで出される水とも違う。家の蛇口を捻って出てくる水の味でもない。なんだろう。ぶっちゃけこの水の味自体はそんなに美味しいものではないけれど、それでもどこか懐かしい。確かにどこかで飲んだことのある水の味。はて……なんだろう……私はこの水の味をよく知っている……。そうして考え込んでたどり着いた結論が、冒頭のアレなんですねえ。

 

ガバ

これだけ語っといてナンだが、個人的に肝心なのは味じゃない。リラックスできるかなんだよ。リラックス出来るんなら正直味はなんでもいい。そもそもなんの成分が入ってるのかも把握してなかった。ええと、GABA。L-テアニン。ヘンプシードエキス。ふーん。GABAくらいしか分かんないな。例の赤いパウチのGABAチョコレートはよくお世話になりますからね。

www.taiyokagaku.com

L-テアニンには、抗ストレス作用があり、睡眠についての作用は、L-トリプトファングリシンと異なり、200mg程度で改善作用が見られる。

チルアウトに含まれるL-テアニンは100mlあたり70mg、1缶250mlなので175mg、175mgを「200mg程度」に含めるか含めないかの判断は個人差があると思いますが、私は200mg程度と言われると最低200mgを要求してしまうタイプの人間なので、今後チルアウトが1缶300mlになることを期待しつつ、本記事を大真面目なレビューとさせて頂きます。

 

 

(´-`).。oO(そういえばカロリー糖質ゼロの方にしたんだったなあ……)

CHILL OUT(チルアウト)オフィシャルサイト | 休憩イノベーション リラクゼーションドリンク