具合が悪い覚書|こういうときに出力した文章もまたオツなもんだね
何かを語るのにいちいち仮定と飛躍を挟まないと死ぬ人間なので……
自分がいちばん可哀想な人間じゃないと気が済まないけど周囲から可哀想な人間扱いされると烈火の如く怒り出す人がこの世のどこかに存在すると、 仮定しよう 。おおっとこれは大胆な仮定だぞ。そんな人がいるわけないじゃないですか。ワハハ。だから仮定なのさ。で、そんな人がこの世のどこかに存在すると仮定して、自分がいざそういう人と対面したとき、果たしてどのような態度で接してやればいいと思う?「あなたは可哀想な人間ではない」などと言ってのけるのは禁物だ。何故なら彼らは自分がいちばん可哀想な人間じゃないと気が済まないからである。同様に、「あなたは可哀想な人間だ」も禁句である。この世に中間というものがあってよかったですね。中間ってのは、こういう時のためにあるもんだ。我々はポケットからごそごそと中間を取り出して、それを優しく差し出してあげればよい。「あなたは可哀想な人間でもなければ、可哀想じゃない人間でもない」、すなわち、「何者でもない」。
┐(´ー`)┌
オイオイこの世に可哀想な人間と可哀想じゃない人間の2種類しか存在しないような言い方はよしてくれよ。この二択に当てはまらなければ……「何者でもない」だって?強引にも程がありはしないか?そりゃあんまりだ。可哀想。人権団体から訴えられるぞ。でも実際、可哀想な人間と、可哀想じゃない人間、それ以外に何かいるとすれば、それは我々には捉えがたいナニカではないか?捉えがたいが……捉えられないナニカではないナニカではないか?それで、今まさにその捉えがたいナニカを捉えようと躍起になっているのが……
なんだろな(諦め)
ピーマン好き?
イヤイヤイヤイヤ待たんかい。どうして。どうして諦めるんだそこで。いやしかしね、これまでは諦めることさえしなかったじゃないか。何かが始まらなきゃ、何かを諦めることさえできないんだ。諦めることができるってのは、暗にそれが始まったということを示しているのだ。そう考えるとこれは大いなる一歩ですよ。酔ってますか?酔ってはいませんね。ただなんか熱っぽくてフワフワしています。錠剤の風邪薬がマジで効かねえんだわ。やっぱ粉薬じゃないとダメだな。ウン。「良薬は口に苦し」を「口に苦しは良薬」という具合に都合よくひっくり返して、それを素直に信じ込んでしまうような人間ですよ私は。ピーマンでも食ってろ!
りんごはりんご、それもまた真理
あなたが可哀想だろうが可哀想じゃなかろうがあなたはあなただ……こういう慰め方は、なるほどそれらしいが、考えようによってはいちばん残酷だ。「このりんごは甘いか甘くないか、どうしても自分じゃ判断がつかない」と嘆いている人に対して「りんごはりんごですよ」と返すくらい酷いやり方だ。性質なんかどうでもいい!あなたはあなただ!……当然これだけじゃだめだ。後に何か続けなければならない。「あなたはあなた、それでいい」。ウーン?「あなたはあなた、知らんけど」。ウーン?「あなたはあなた、あいうえお」。もうこれでいいんじゃないですか?意味のある言葉なんか、続けようがない。
指名手配されてそう
私は名前をアレコレ欲しない。欲しないようにしている。名前があると便利だ。その名前で呼んでもらえるから。それは便利……便利ってだけだ。利便性以上のものをそこに求めてはならないと思う。個人的には、「おい、人間!」って呼んでもらえたら、それでいい。
ねんねんころり(永眠)
マジで具合がわるい ねんねする