珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

沈黙は………覚書|………………。

あなたを伸ばす職場です

労働が成長を呼んだり才能を引き出す、なんてことが、現実に、実際に、本当にあるんでしょうか。ある?マジで?ふゥン。ここ数年を思い返してみても、私が労働のために呼んだのは専ら警察であるし、私が労働のために引き出したのは専ら給料である。あと罵詈雑言のボキャブラリー。日に日に顔の上の口は衰えていくのに、頭の中の口は肥えていくばかりだ。もちろん、頭の中の口を外へ引っ張り出すことは決してしない。沈黙は金というありがたい言葉がある。私が押し黙っていることで、本当にお金が貰えたらいいのになあ。

 

一両=六千五百文

沈黙は金。余計なことを言わないのは金。そうね、事実、口を働かせることで金を生み出すなんてのは、仕事が出来る口をお持ちの人間に限られるものだものね。私はアホほど口下手なので、黙っていた方が結果として金になるのだ。口を開いたのが一文の得にもならないなんてのはまだいい方で、大抵は三両くらい損をするのだから。三両の内訳はこうじゃ。まず、当座の損失が五百文くらい。「ワ!今いらんこと言った!ハズカシー!」という分で、五百文。次に、余韻による損失が九千文くらい。「どうしてこう……あのとき大人しく黙っとらんかったんじゃろ……黙っとったら恥かかんかったのに……ハァ……」という分で、九千文。最後に、不治の後遺症による損失が一万文くらい。その出来事から随分と経過したある日、何の脈絡もなく当時のことをフッと思い出して「アッ!?ウワー!ウワ……ウワー!!!ウワワー!!!」となる文で、一万文。占めて、一万九千五百文也。

 

きたねえ春だ

まあそんなわけで、発言をすればするほど負債が増えていく人間もいるってワケ。私の負債の総額は現在いくらなんだろう。考えたくもない。もう私じゅう負債まみれや。人様から聞いた大事な話はすーぐ忘れるくせに、自分の口から出たしょーもない発言は永久に覚えてるっておかしくないですか?小学生の頃のしょーもない発言とか、未だに思い出せるんですけど!?あっでも中高生の頃のしょーもない発言はあんまり思い出せませんね。というか中高生の頃の思い出自体あんまり思い出せませんね。それなりに色々あったはずなんですが。私の人生は小学生がピークだったので。なんというか、中高生の頃の経験がその後の人生に何も活かされてない感があるんですよね。何も始めなかったし、何も成し遂げなかったし、何にも影響されなかったし、何も学ばなかったし、とにかく何もなかったの一言に尽きますね。それに比べて小学生の頃は、色々始めたし、色々成し遂げたし、色々影響されたし、色々学んだなあって感じがします。

 

5000万円払え

よい子の皆さんは、ただただ押し黙っていることでしか金を生み出せない大人になっちゃァいけませんよ。その状態に甘んじていると、そのうち押し黙っていても負債が増えていくような大人になりますから。ここで言う金とか負債ってのは、本物の貯金とか借金って意味じゃあないですよ。黙ってるだけで預金残高が増えるなら私はいくらでも黙っていますけどね。代わりにブログでは喋り散らすでしょうけど。不思議なことに、ブログではいくら発言しても損をしているような実感は起こらないんですわ。得になることだけをあらかじめ入念に選んで、発言してますからね。現実でもこういう風にやれるといいのにね?脳の処理速度が足りないのかな?新しいノートPCはデフォルトでSSD128GBだったのを5000円くらい追加で払って256GBに変更してもらいましたが、私もそういうのやった方がいいのかもね?5000円払うから私のSSDも性能がワンランク上のものに換装してくれませんか?え?注文時にしか出来ない?そんなー。