珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

人間の貴重なお味噌をドブ水に溶かして飲む覚書|しょうもな

書くことが思いつかない

それならコンビニに行こう

 

この現象を解説しているページはごまんとあったけどWikipediaは内容を茶化すことなく至って大真面目に書かれているぶんどんな記事より面白かった

夜、コンビニからの帰り道において、かなりの高確率で何かしらのアイデアが思いつく。私はこの謎現象を利用して、しばしば記事のアイデアを求めるためだけに夜のコンビニへ行く。いつものコンビニ。いつもの帰り道。一体なにがそうさせるというのだろう。スーパーに行って帰ってきてもそうはならない。コンビニに向かう道においてもそうはならない。昼に足を運んでもそうはならない。夜、コンビニからの、帰りの道において。一服だけして帰ってもいい感じのアイデアが浮かぶことから、買い物の有無は問わないらしい。青木まりこ現象のようなものだろうか。本屋に行くと便意を催すという、あの。

ja.wikipedia.org

私はブックオフに行くと高確率でお腹を壊すよ

 

あー忙しい忙しい

人間のアイデアって、ほんとこう、よくわからんな。人の頭の中でなにかがこねくり回されていることだけは漠然と理解できるが、人の頭の中でなにかがこねくり回されている以外のことは何ひとつとして理解できない。出来上がったアイデアの構造を観察するに、アレとアレとアレをくっつけているようにも思われるが、アレからアレとアレを切り離しているようにも思われる。その発生の仕方を見ても、無からなにかが生じているようにも見えるし、そう見えるだけで結局は有からなにかが生じるしかないようにも見えるし、我々には意識し難い無と有の中間から、特別になにかが生じているようにも見える。肝心の中身はといえば、意味が有ったり、無かったり、益が有ったり、無かったり、害が有ったり、無かったりで、とにかく色々なものが有ったり無かったりするので忙しい。嗚呼忙しい、忙しい。人間の頭の中は、かくも忙しい。

 

矛盾塊

成人の脳味噌は1200g~1500g。ある。らしい。スーパーに並んでいる四角い透明容器に入った味噌はだいたい500g~800gであるから、あれの2つか3つぶんである。スーパーでいつもの味噌を2つか3つ買ってきて、机の上に並べて、それらを人間の頭の中に詰まっているものだと仮定し、それらが人間の中において毎日毎日ああも一生懸命考えているのだと思えば、なかなか愉快。我々が毎日毎日ああも忙しくあるのは、目の前に並べられたお味噌の賜物なのである。人間の中心。人間の中枢。人間の基幹。人間のメインコンピュータ。人間のブレイン。そりゃそうだ。実際ブレインなんだもの。人間のキモ。人間の心臓部。ふふっ。脳味噌なのに、肝で、心臓なんですか。ふふっ。人間には大切なところがたくさんあるんですね。イヤ、イヤ、慣用句的表現ってことは分かってますよ。でも、ちょっと面白いでしょ。脳味噌とかいう、人間の肝にして、心臓であるところ。ふふっ。どっちやねん。

shirokuro-044.hatenablog.jp

 

暇を持て余して仕事を作り出すような人間は前世で暇によっぽどひどいことをされたんだろう

仕事をただ増やすだけならアホにだってできる。仕事を減らすことは賢くなければできない。近頃ひしひしと感じることである。だが現実においては、単に仕事量が多いほど働き者で、単に仕事量が少ないほど怠け者と見做されることが往々にして起こるので、賢い人間ほど損をする場合もある。「効率よくやれ」と言いつつ、こちらがそれに従って効率よく事を進めると「楽をするな」と叱りつけるようなミョーチキリンな人間が稀によくいるのである。なんてこったい。ここで人間の思考を一種の仕事とみなすならば、どうだろう。思考をただ増やすだけならアホにだってできる。思考を減らすことは賢くなければできない。思考をただ増やすってのは、いらん心配をしたり、つまらんことを考えたり、なんかとにかく、人間のお味噌をしょうもないことに費やすということです。世の中が複雑になるにつれ、しょうもないことに貴重なお味噌を費やさざるを得ないのが人のツライところです。個々人が本当に思考すべきと考えていることのみ思考できて、それで誰にも咎められないのなら、人類はあと500年は進んでいたかもしれない。けれども悲しいかな、今この瞬間も、我々がイヤイヤ考えなければならない、しょうもないことが、どんどん作られている。誰によって?暇人によってだ!人がしょうもない仕事をわざわざ手ずから作り始めるのは暇なときと相場が決まっているし、暇な人間が手慰みで作り上げた仕事を実際に行うのは、忙しい人間だと相場が決まっている。こ、このアホ~~~!

 

七しょうもな八しょうもな

このブログ書いてる人も毎回毎回ほんとしょうもないことばっかり考えてるけど、本人がこれを本当に思考すべきことと考えているらしいので許してあげてください。これはせめてもの遊戯なのです。世の中のこととか、経済のこととか、将来のこととか、本当はそんなしょうもないこと一切考えずに人生を進めていきたいけど、現実問題そうはいかないので、色々やきもきしているらしいです。頭の中を真実しょうもないことでいっぱいにさせられて、本当に思考すべきと考えている方のしょうもないことが追いやられていくのが、ナントモ我慢ならんそうです。どっちにしろ中身がしょうもないことに変わりはないのですが。しょうもな。

 

 

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