珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

書物|主な栄養源

言葉のストックを増やす試みについての覚書6|聖アウグスティヌス『告白(上)』より~その2~

前回の記事はこちら。 shirokuro-044.hatenablog.jp 軛(くびき) 衷心(ちゅうしん) 滔々と(とうとうと) 香柏(こうはく) 訥弁(とつべん) 燦然(さんぜん) 軛(くびき) ① 車の轅ながえの先端につけて、車を引く牛馬の頸の後ろにかける横木。 → 牛車ぎつしや ② (…

言葉のストックを増やす試みについての覚書5|聖アウグスティヌス『告白(上)』より~その1~

今この瞬間だけでも、何をも恐れずものを言うことが許されるのならば、以下のように主張したい。聖アウグスティヌスの著書『告白』は、世界で1番大真面目に書かれた痛快度トップクラスの自虐エッセイと評せるのではなかろうか。前半部分が、大体そんな感じな…

言葉のストックを増やす試みについての覚書5|西田幾太郎『善の研究』より~その3~

西田先生もまったく無茶苦茶を言うものだ。いや哲学者とは基本的に無茶苦茶を言うものだ。御大によれば善を為すとはすなわち、我々の意識の最根底にあって知覚衝動思惟想像意志その他諸々なんやかんや全てを統一するという深遠かつ無限なる力、その統一力を…

言葉のストックを増やす試みについての覚書4|西田幾太郎『善の研究』より~その2~

一体何様なんだと思われることを承知で申し上げるが、第二編「実在」から第三編「善」へ移行し、更に第五章「倫理学の諸説」が始まったあたりから、途端に文章の雰囲気が変わった。 それまでの内容といえば、直感、感覚、直覚、意識、意志……素人目には「一体…

言葉のストックを増やす試みについての覚書3|西田幾太郎『善の研究』より~その1~

?????????、?????????????。?????????????、???、???????????????。????????! ????????、????????。????????????。この本を50ページくらいまで読んだ感想。海外…

とある凡人が哲学書を読んだ件についての覚書|寝落ちして慌てて書いたので特に中身はないです

難しい本を読むというのはそういうこと 凡人が哲学書を読んで理解出来るようになったら、果たしてその先には光が待っているのかという問い。複雑に絡まり合った無数のコードの中から特定のコードの先端をたぐり寄せるように、或いは一筋の光もない真っ暗な宇…

言葉のストックを増やす試みについての覚書2|キェルケゴール『死に至る病』より~その2~

前回の続き。一応本の最後までたどり着いたのだが、分かったことと言えば、さっさと眠りたい時には本書を開けばいいということくらいである。前半は絶望について、後半は罪について。特に後半、こういった具合に論へ特定の宗教観が加わってくると、その宗教…

言葉のストックを増やす試みについての覚書1|キェルケゴール『死に至る病』より~その1~

途中からキェルケゴール御大が何言ってるかさっぱり分からないので自分用のメモ。眠くて普通の記事が書けそうにないので 辞書引用でラクラク記事が作れるので 部屋の片付けで忙しいので 積ん読本を消化したいので 面白い実況動画を見たいので 書物の理解を深…

『死に至る病』についての覚書|本の内容はさておき

絶望、そして罪への入門 「或る瞬間には彼は自分が絶望しているということがほぼ明らかになるのであるが、次の瞬間には自分の具合の悪い原因がどこかほかに自分の外のものにでもあるように思われてきて、それさえ取り除けられるなら絶望しないで済むだろうな…

まだ温かい印刷物についての覚書|食パンの耳について語りだしたら止まらなくなるので今度また別記事書きます

手作りの小冊子には趣がある。 例えば、内容をエクセルやワードで作り、A4コピー用紙にガーガー刷って、それを1冊1冊ホチキス留めした十数ページ程度の手作りテキスト。小さいセミナーで配られるような飾り気のない冊子。そういうものが、なんとなく好き。 …

難しい本の”優”しさについての覚書|「わからない」という心地良い感覚

初めに釘を刺しておくが、私は意識高い系ではない。 最近読んだ文庫本。 ・『エミール(上)』ルソー ・『後世への最大遺物/デンマルク国の話』内村鑑三 ・『方法序説』デカルト もう一本釘を刺しておくが、私は意識高い系ではない。 先月くらいから本が読める…