珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

はてな20th特別お題キャンペーンページを読んでいたら頭がパンクしたので急遽その分析結果と個人的見解を表明する覚書|こんなものがはてブロの望んだ「インターネット文学」なのか

ここと次の段落までは普通に書いてました

何かのために書こうとするとなんにも書けなくなるタチなんだ、悪いな

 

Konozama

あーだめだめ。だめです。Amazonギフト券とか欲しいに決まってるじゃないですか。1万円分あったらコーヒーメーカーを買うし、3万円分あったらふかふかのリクライニングチェアを買うし、5万円分あったらショーペンハウアー全集を買うに決まってるじゃないですか。しかしのっけから宣言したとおり、己は何かのために書こうとすると何にも書けなくなる性分なのである。もう少し具体的に言えば、何かしらの利益義務のために筆を取るのがめっぽう苦手なので、賞品なんか用意されない方が却って筆が進むのだ。あーだめだめ。今この瞬間でさえ、Amazonギフト券が視界の端で自己主張しているのがはっきりと見える。ウッ。私は自由に書くの。自由に書くのよ。そもそも、近頃の買い物は楽天かヤフーばかりでAmazonなんてもう何年も使ってないでしょう。そんな昔の男の面影を突然思い出してそれにしがみつくような真似はやめなさいよ。あんたが心配せずともAmazonギフト券は決してあんたのものにはならないのだから安心して書くといいの。楽天とヤフーにズブズブな今のあんたに、Amazonからの復縁依頼なんて間違っても来ないわ!安心して、自由に書くのよ!

 5万じゃ全然足りなくて悲People

 

ここから段々様子がおかしくなる

改めて「はてなインターネット文学賞」のページを眺めていたが、なんというか、ちっとばかし概要がとっ散らかりすぎてないか。全然内容が頭に入ってこないんじゃが。「はてなインターネット文学賞」が企画名、「わたしとインターネット」がそのメインテーマ(タイトル画像から推測)、「あなたにとってインターネットテキストはどんな存在?」が大見出し、「あなたにとっての『インターネット文学』とは何でしょうか?」が小見出し、「インターネット文学」を全体的なテーマとして全面に打ち出しているがお題そのものは「インターネット文学」ではなく(!)、「インターネットテキスト部門『わたしとインターネット』」と「日記部門『記憶に残っている、あの日』」が本物のお題、ということでよろしいか。

blog.hatenablog.com

 

よくわからないまとめ

企画名:はてなインターネット文学

メインテーマ:わたしとインターネット(お題①と同じ)

大見出し文:あなたにとってインターネットテキストはどんな存在?

小見出し文:あなたにとっての「インターネット文学」とは何でしょうか?

ここになんだか隔たりを感じる

実際のお題①:インターネットテキスト部門「わたしとインターネット」 

実際のお題②:日記部門「記憶に残っている、あの日」

 

もう既に頭が痛い

アァ~はいはい合点承知の助。なぜ私が企画名~小見出しまでと、実際のお題①②の間に隔たりを感じたかというと、それまで散々「インターネットテキスト」「インターネット文学」と言っておきながら、いきなり”テキスト” ”文学”の部分をばっさり切り離して「インターネット」単体でどーんときたからだな。あれ?ここに来てただの・・・ 「インターネット」?という印象を受けたのだ。部門名として残ってはいるが、「あなたにとってインターネットテキストはどんな存在?」と立派に問いかけておいて、まさかこのまま部門名に押しやってそれで終わりなんてことはあるまいよ。それに加えて、「日記部門『記憶に残っている、あの日』」のどこから湧いてきた感がすごい。いやほんと、どこから湧いてきたの。

 

よくわかる 白黒はぐろ の混乱ポイント3点

テキストと言ったり文学と言ったり忙しいわりには厳密に使い分けられてないような気がするし、どちらを用いるかでニュアンスがかなり変わってくるにも関わらず、結局テキストを求められているのか文学を求められているのか分かりづらい(結局どちらでもない?)

②それまで散々「インターネットテキスト」「インターネット文学」と言っていたのに、お題発表欄では突然後ろを切り離してただの・・・ インターネットになったりしているため(一応部門名には残ってる)、「インターネットテキスト」「インターネット文学」「インターネット」が混在し、しかもそれらが まったく気まぐれに・・・・・・・・・ 使われているように見えたので、私の頭がおかしくなった

日記部門とやらが唐突に湧いてきた点、また「インターネットテキスト」と「(インターネットで書く)日記」の何が違うのか説明がなく、両部門が異語同義的に用いられている気がしないでもない

 

原文の提示はだいじ

「インターネット文学」に対するはてブロの見解はこう。

そこで「インターネット文学」の定義はあえて明確にせず、以下の2つのお題で投稿を募集いたします! 

明確にして(懇願)

 

ちなみに、お題①の説明文は以下のように書かれている。

インターネット」や「テキスト文化」をテーマにした内容であればどんな文章でも構いません。

ここに来てさらに「テキスト文化」!?これまで一言も「テキスト文化」なんて言葉は使わなかったし何の説明もなかったのにいきなり「『テキスト文化』をテーマにした内容ならなんでもいいよ」って言っちゃうんですか!?

 

インターネットのゲシュタルト崩壊

えーとこれはつまり、「インターネットテキスト(文学)について考えて書いてね」ではなく、「インターネットについて書いたあなたの記事そのものがインターネットテキスト(文学)なんですよ」ってこと?ウン?でもそうすると一部の文章と矛盾っぽくならないかな?だって散々「あなたにとってインターネットテキスト(文学)って?」と尋ねているからには、「わたしにとってのインターネットテキスト(文学)」について書かせたいのかな?って思うじゃないか。でも実際はてブロが書けと言っているのは「わたしとインターネット」だぞ。テキスト文化とかいう新語も出てくるし。ちなみに以下ははてな20周年祭のサイトに掲載された文章。

書いて、探して、そして楽しんでください。いま、ここで生まれるインターネット文学を、一緒に作っていきましょう。

やはりはてブロが我々に書かせたいのは「インターネットテキスト」でもなく「インターネット(について)」でもなく、「インターネットの」「文学」としての「インターネット文学」なのではないか?ウーンウーン。私のこくご力が壊滅的なだけなのか?それとも考えすぎているだけなのか?寝たほうがいいかな?

 

結論

寝ます。

 

 

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