ハロウィンが終わったのでクリスマスの話をする覚書｜ただ甘いものの話してるだけ

今週のお題「叫びたい！」について一言

クリスマスケーキに突き刺さってるサンタさんだけいっぱいたべたい！！！！！

お題要素はこれだけです

よし甘いものの話しよう

シングルヘル　シングルヘル　首が飛ぶ

クリスマスケーキに突き刺さってるサンタさん好きなんですよね。昔は全然好きじゃなかったんですけど、何故かある程度長じてからクリスマスケーキに突き刺さってるサンタさんが好きになりました。幼稚園くらいの頃にアレを自分のケーキに乗せてもらって、すごく特別な気分になって、さぞ美味しいのだろうとワクワクで頭から齧って、渋い顔をして、首がなくなったサンタさんをそっと皿に戻した。そんな記憶がある。期待していたぶんガッカリ感がすごくて、庶民向けクリスマスケーキの現実を知ってまたひとつ大人になる、クソ甘いのにどこかほろ苦いあのサンタさん。高級クリスマスケーキに突き刺さってるサンタさんはきっとまた味が違うんだろうな。そもそも高級クリスマスケーキにサンタさんが突き刺さっているのか知らないけど。いや、だが仮にですよ、自分が上流階級の娘で、クリスマスに用意された高級クリスマスケーキにサンタさんが突き刺さっていなかったらちょっとがっかりすると思う。だから、高級ケーキにもサンタさんが突き刺さっているものはきっとある。そういうことにしておこう。

彼にはもう叫ぶ口もないのに

私に首だけ齧られたサンタさん、今頃なにをしているだろう。トナカイに乗った首無しサンタって、絵としてかなり映えますよね。衣装が赤だし。FGOのヘシアン・ロボみたい。ちなみにここよくひっかけ問題で出題されるんですが、サンタが乗ってるのはトナカイが曳いたソリであって、トナカイではないです。私も小学生の頃にひっかかりました。ところでサンタさんのモデルになった聖ニコラウス、調べてみたらかなり早い時期の聖人だけど殉死ではなく普通に生涯を全うした人なんですね。紀元一桁世紀台の聖人っていうと、なんか惨たらしい目に逢った末に死を迎えた人が多いイメージがあるんですが。火炙りとか、車裂きとか、鞭打ちとか、手首足首を切り落とされるとか、おっぱい削ぎ落とされるとか、そういうエライ目にあった人が多いですね。手首足首切り落とされたのは私が知ってる分だけだと女性ですね。あと、おっぱい削ぎ落とされたのも女性ですね。私はなんでこんな時期にクリスマスの話をしているんだろう。メリークリスマス！(やけくそ)

さすがの仏も就寝中にいきなり顔を齧られたら一度目でマジギレすると思う

あれは何年前だったか、盆も終わって久しい頃に近所のスーパーに行ったら、ド派手な色のめちゃくちゃカワイイ落雁が叩き売りされていて、値段の安さと見た目の可愛さに惹かれてうっかり購入してしまったことがある。どうすんだこれ。落雁なんか食ったことねえぞ。そもそも私さん和菓子ダメなんじゃありませんでしたか。はいそうです。そんなことを自問自答しつつ、なにしろ人生初落雁、馬鹿みたいに甘いということは分かるが馬鹿みたいに甘いということ以外は何も分からないあの菓子に、あたかも寝ている仏の顔に齧り付くような気持ちで、恐る恐る歯を立てたのである。ウマーイ！

またひとつ賢くなってしまった……

生まれて初めて齧った落雁は確かに馬鹿みたいに甘かったが、馬鹿みたいに甘い以外の何かが確かにそこにあった。間違いなく砂糖の塊なのだが、ただの砂糖の塊というわけでもなく、ただものではない砂糖の塊であったというわけだ。……などと今の今までそう思っていたのだが、ちょっと原料が気になって検索したら、落雁は別に砂糖の塊というわけではなく、米粉に水飴や砂糖を混ぜて成形、乾燥させたものらしい。馬鹿みたいに甘い以外の何かの正体は米粉だったわけですね。今知った。いやほんと……今知った(驚愕)

ハーゲンダッツジャポネと雪見だいふくは実質和菓子だからセーフ

秋に冬と夏の話ばかりするのもアレなので、春の話をしてバランスを取ろうと思います。今はそれなりに和菓子も食べられるようになったものの、自分、未だ春の和菓子がてんでダメなのである。ほら、春の和菓子ってだいたい餡子入ってるじゃないですか。桜餅然り草餅然りうぐいす餅然り。30を目前にした今でも、餡子だけがどうしても克服できない。子どもの頃は筋金入りの和菓子嫌いで、そりゃもう酷かった。今はそうだな、多分和菓子のうち半分くらいは行けると思う。みたらし団子とごま蜜団子と芋ようかんは食べられるよ。あと落雁。あとは……ええと……そう。落雁。