珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

ZONeの白を飲んでこの世のやさしさを思い出す覚書|やさしさパンチ!あいてはしぬ

ZONeの白

うまい……

 

エナジードリンクのボトルに書いてある商品説明は大半が抽象的でさっぱり分からんけどああいう抽象的なものからエモさを汲み取るのはまさに若者の得意とするところであるし人は歳を取ると抽象的なものから離れてどんどん具体的なものの方に寄っていくんだろうきっと

以前、人に「モンエナの緑と青の味の違いが分からない」と言ったら「それは舌がおかしい」と一刀両断された。グゥ。ここで言う緑ってのはいちばんベーシックなモンスターエナジーのことで、青ってのはカロリー0のモンスターエナジーゼロシュガー(旧:アブソリュートリーゼロ)」のことを指します。モンエナは大学生の頃から飲んでいるが、未だに分からない。同時に2つ用意して飲み比べてみたら分かるのかな?冒頭では「モンエナの緑と青」などと極めて限定的に言ったが、ここらで白状すると、当方昔っから、エナジードリンク全般の味の違いがイマイチ分からないのである。ゴクッ!うまい!!エナジードリンク味!!!……なにを飲んでも大体こんな具合に。最近は色々なブランドから色々なフレーバーが発売されているけれど、どの辺りがどう違うのか未だにさっぱりである。エナジードリンクの味なんて、エナジードリンク味に決まっているじゃない。それ以外に何があるのさ。そう思っていた時期が私にもありました。

 

世界最強のピルクルエナジードリンクに転生する

ZONeの白、商品名で言えば「ZONe infinity Gate」、あれは流石の私も一口飲んですぐに味の違いに気づいた。なんというかね、エナドリピルクルを混ぜたような味がする。要は、ちょっと乳飲料っぽい。ちょうど今手元に現物があるので原材料を確認したところ、なるほどはっ酵乳の文字があった。ははーん。マイルドな味といえばマイルドな味なのだが、普通に想像するような「マイルド」とはまた違って、例えるなら、「はっ酵乳を使用したマイルドな味わい!!!!!」という雄叫びが聞こえた瞬間には既に壁の向こうまで吹っ飛ばされているような、そういう類のマイルドなのである。やわらかミルキーを噛んだら歯が取れたとか多分そういうマイルドに近い。ハードマイルド。

zone-energy.jp

でもあれよくよく見るとカフェイン含有量が普通のZONeの半分しかないんですよね そういうマイルドさは求めてない

 

タダでやさしさを配り歩いている人よりも適切な価格でやさしさを売り歩いている人の方が安心できる

人がなにかを指して「これはマイルド」という時のマイルドって、一体なんなんだろうな。やさしさ?あたたかさ?まるっこさ?やわらかさ?まろやかさ?おだやかさ?また、人がなにかを指して「やさしい味わい」という時のやさしさって、一体どこからやってくるんだろうな。タダより高いやさしさはないんですよ。我々はよく辛い食べ物の刺激をマイルドにするために牛乳を入れたりはちみつを入れたりするけれど、我々は彼らから2通りのやさしさを教わるべきだと思うね。まずは自身がやさしくある方法。そして他者をやさしくする方法。

 

これすき

www.yakult.co.jp

すき ペットボトルに詰めてがぶがぶ飲みたい

 

 

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