珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

1つと1つの靴下についての覚書|どうせみんなマリオになる

今週のお題「お気に入りの靴下」

ダイソーの黒無地ショートソックス3足組(税込220円)

 

掘削のプロ

買う靴下買う靴下すぐ右親指にばかり大穴が空くので、いいものは買わないようにしている。酷いときは出勤前に新しい靴下を下ろして帰宅後にはもう穴が空いている有様である。だから買うのは極力安くて、いつ穴が空いても惜しくないようなものを。そんな安いものを買うから生地が悪くてすぐに穴が空くんだと思った方は、是非とも次の段落まで読み進めて頂きたい。ちなみに、手持ちの靴下を同色無地で揃えておけば、片方穴が空いても穴が空いてない方を使い回せることに(今更)気づいてから、ずっとダイソーの黒無地3足セットを買っている。かしこい。洗濯して干す時にも神経衰弱のごとく柄を合わせる必要がないので非常に楽チンである。

 

私の体のパーツの中では右足の親指がたぶん1番強いと思う

穴が開くのは決まって右の親指だ。去年くらいから数えてスニーカー2足と仕事用のスリッパ2足も右親指に穴を空けてダメにしている。人にこの話をするとそこそこウケがいいので私の持ちネタの1つになっている。しょうもな。スニーカーを突き破るんだから、もう靴下の生地が薄いとか厚いとか、そんなん瑣末な問題なんですよ。爪は一応こまめに切ってるんだから、あまり自覚はないが右親指の爪の形が悪いか、これまた自覚はないが歩き方が悪いんだろうなと思う。

 

気づけばマリオより年上になって段差を飛び越えることも土管に入ることもままならなくなった 助けたかったお姫様はもうどこにもいない

柄物の靴下が2人でなければ生きられない双子のきょうだいだとするならば、同色の靴下ってのは、えーとそう、マリオの残機みたいなものだ。2枚1組という認識ではなく、1枚2枚という認識なのだ。だから、手持ちの靴下の枚数が奇数でも大丈夫。タンスの中に靴下が3枚、5枚、7枚、そこになんの問題が?足は2つなんだから。私にとって靴下はマリオの残機なの。マリオの残機が偶数じゃなきゃいけない決まりなんてどこにもないんだから。1枚が破れたら次の1組を用意するのではなく、次の1枚を用意すればいい。かつて店に並んでいた時はお前たちも双子だったろう。でも今となってはどれが自分の本当のきょうだいなのか、分からなくなっちゃったねえ。ふふん。言い換えれば、かつて店に並んでいた時はお前たちのうちどちらかがマリオどちらかがルイージだったのだ。でも私がたくさんの双子をまとめてめちゃくちゃに洗濯したから、全員マリオになったのだ。ルイージの人権は死んだ。

 

この場合の2つは1+1以外に有り得ずそこに2+0も2×1も存在しない

2つで1組だったものをこちらの都合で勝手に分解して、「お前たちは今日から1つと1つとしてやっていくのだ、いいね?」などと告げるのは、なんだかとっても悪いことをしている気分であるが、2つで1組のものだって所詮最初からただの1つと1つでしかなかったんだから問題ないですよね。ウン。私は悪くない。アリストファネス説に真っ向から喧嘩を売るようだがそれも私は悪くない。2つで1組だったものを1つと1つにしたところで、それが上手くやっているのなら、1つと1つでも別に構いやしないだろう。うちの両親だって、私のあずかり知らぬところで2つで1組ではなく1つと1つになってしまっていたが、それでもしょっちゅう連絡を取ってご飯食べに行ったり買い物に行ったりして上手くやっているのだから、それでいいだろう。いつも2つで1組が最善というわけではない。

 

マンマミーア

この記事のためにwikipediaのマリオとルイージの項目に目を通していたら、マリオとルイージが「双子」の兄弟ということをそこで初めて知った。なので、尚更この記事に都合がいいと思って、採用した。あいつら双子だったのか。普通に年齢差があると思っていた。ふーん。双子のキャラクター、好きなんですよね。過去記事で散々言っているポケモンのノボリ・クダリとか、VOICELOIDの琴葉茜・葵とか、ガイノイドTalkの鳴花ヒメ・ミコトとか、BLACK LAGOONのヘンゼル・グレーテルとか、零 紅い蝶/眞紅の蝶の天倉繭・澪とか黒澤八重・紗重とか立花樹月・睦月とか、呪術回戦の禪院真希・真衣とか、好きなんですよね。ふーん。マリオとルイージって双子なんだ。ふーん。

 

 

 

 

 

 

好き

 

今週のお題「お気に入りの靴下」

 

 

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