珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

重さについて考えたり回転寿司を諦めたりする覚書|快気祝いにはえんがわのお寿司を食べよう

サロンパスの香り 浴びせ倒し 不織布マスク

昨日はマジで死ぬかと思った。寝違えのなにが辛いって、直接痛めた箇所がどこであろうが最終的に首肩背中全部やられるところ。動かすと当然痛いから嫌でも動かさないよう努めるわけだけど、「動かすと痛い」ってことが頭よりむしろ身体の方がよく分かっているというか、たとえ頭で無理矢理動かそうとしたところで身体の方が動かすまいと勝手にブレーキをかけちゃう。で、そのブレーキのせいで首と肩周辺にどうしても力が入っちゃって、力を抜こうと一生懸命頑張っても筋肉が言うことを聞いてくれなくて、最初は「あーこの辺りが痛いポイントかあ」程度で済むけど、時間が経つにつれて首肩背中にかかる負荷がどんどんどんどん増していって、最終的にバーベルでも乗せられてるんじゃないかってくらいの『重さ』に苦しむわけです。ただ座っているだけでも『重い』。立っているだけでも『重い』。なにも持ってないのに『重い』。なにもしてないのに『重い』。そう、痛いっていうよりむしろ『重い』んです。重くて重くて死にそうになるんです。

 

ビッくらポンだぜ……

その日たまたまカーチャンが遊びに来て、久々に回転寿司でもどう?と言われたけれど、「顔が上がらないから席の上部に設置してある注文用タッチパネルが見れない」「横を向けないからレーンを流れる寿司が自分の手の届かないところまで進まなければ私はその寿司を視界に捉えることができない」「食べたかったアイツはもう私の手の届かないところにいる」「あの皿にはもう届かないと分かっていてもついつい手を伸ばしてしまう」「伸ばした手を引っ込めてそこで初めて私はアイツが食べたかったことに気づく」「私がそれに手を伸ばすのはいつも手遅れになってからだ」という最高にダサい理由で断りました。

 

よくわかる図解

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かなC

 

ぐーるぐる

あまりにも痛かったのでバイト中も隙あらばバックヤードに引っ込んでドリンクバーの氷で冷やしたりぐるぐる肩回しをしていた。あんまり刺激すると逆効果って書いてあったけど氷乗っけたり肩ぐるぐるやってると気持ちいいんだなあこれが。やめたらまた痛みがやってくるわけだけれども。あっ、『重み』がやってくるわけだけれども。重み……重さ……まあなんでもいいけど、とにかくこれはもうなにか憑いてるんじゃないかってくらい重くて、それも白い着物を着た髪の長い女とかそんなカワイイものじゃなくて、もっとこう、成人男性(195cm/95kg)くらいのナニカが、憑いているんじゃないかって……

shirokuro-044.hatenablog.jp

 

(20kgの我が子を持ち上げる予定は)ないです

必ずしも重い=痛いではないけれど、重いのはやっぱり痛い。首周りにジョナサン・ジョースターばりの重量を抱えていたら、そら重いし痛い。全身の疲労を全て絞り取って肩に乗っけたらきっとあれくらいあるだろうし、心の憂鬱を全て吐き出して背中に乗っけたらきっとあれくらいあるだろう。そら重いし痛い。バイト先では20kgくらいの業務用洗剤があって、多分それが消耗品の中で1番重いんですけど、あれでも20kgくらいしかないんですね。いつも腰抜かしそうになるんですが。話は変わるんですけど6歳の子どもの平均体重ってだいたい20kgくらいだそうです。6歳っていうと、いくらか成長したとはいえまだまだ子どもの中の子どもで、大人たちは彼らのことをヒョイ、と持ち上げているイメージがあるんですけど、私があの洗剤をヒョイ、と持ち上げられるかと言われたら絶対ノーです。無理無理無理左衛門。腰が死んでしまいます。洗剤を我が子だと思うしかない。20kgの洗剤は持ち上げられないが、20kgの我が子なら持ち上げられるかもしれない。親ってすごい。

 

なにもしてないのに重いものの筆頭 人生

なにもかもやり尽くしたのに軽いものの筆頭 人生

 

 

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