珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

肩の荷が降りない覚書|最近マスタードのおいしさに気づいた 20年分くらい損した気分だ

今週のお題「カバンに何いれてる?」について一言

なんでも

 

最近貸し倉庫多くない?????流行ってんの???

何入れてる?って……なんでも入ってるよ。なんでも。いやなんでもは入ってないな。使うものなら、なんでも。いや使うものならなんでもは入ってないな。 使うかもしれない・・・・・・・・ ものなら、なんでも。自他ともに認める荷物の多い女である。減らそうと努力はしている。使わないものならガンガン減らす。でも、使うかもしれないものを減らすことがなかなかできない。使うかもしれない。それは明日かもしれないし、来週かもしれないし、来月かもしれないし、来年かもしれない。それがいつやってくるかはわからない。ひょっとすると一生やってこないかもしれない。一生使わないかもしれないということは……いつかは使うかもしれないということだ。メチャクチャなことを言っているだろうか?でもこうして、一生使わないかもしれないメチャクチャな理論を使っている自分が今まさにここにいるのだ。アレだってソレだって、いつかは使うかもしれない。

 

整理整頓ができないやつほど整理整頓アイテムを使いたがるんだ ハナから素手で戦えるなら武器は要らないんだよ

バイトに行って帰ってくるだけなのにどうしてこんなに荷物が多いんだろうね?マジで。肩凝るし。バッグにポケットが付いてないから中身は常にメチャクチャだし。バッグインバッグを使ってはいるが、バッグインバッグの中も常にメチャクチャだ。バッグインバッグインポーチも使ってはいるが、バッグインバッグインポーチの中も常にメチャクチャだ。あーもうめちゃくちゃだよ。

 

しょうがないね

折りたたみ傘。これは要る。マイバッグ。これも要る。バイトで使う手袋。これも要る。文庫本1冊。これも要る。頭痛薬とか胃薬とかサプリメント。これも要る。マスクの予備。これも要る。充電器。これも要る。予備のイヤホン。これも要る。煙草とライター。これも要る。のどスプレー。これも要る。手荒れ用のガーゼとテープ。これも要る。予備のヘアゴム。これも要る。制汗剤。これからの時期は要らないかもしれないがまあこれも要る。なんだ。やっぱり要るものしか持ち歩いてないじゃないか。じゃあこれ以上減らしようがないね。

 

バッグの中を片付けながら記事を書いています

思うに、使うにしたって使用量や回数にたかが知れてるものが多すぎるんだ。例えば文庫本。休憩中にときどき読むとはいえ、1日に進むのはせいぜい10ページ程度で、それなら家に置いてきたって構わない。だいいちスマホがあるんだから、本なんかなくたっていくらでも時間は潰せる。充電器だって、スマホを買い換えてバッテリーの心配をする必要がなくなった今、ほとんど用がない。そもそもバイト先に充電器あるし。なんだ。要らんやん。文庫本と充電器。出してみる。ウーン。なんだこの……なんだこの心許なさ……いや心細さは?マジで……なくていいの?文庫本と充電器だよ?本読みと現代人のマストアイテムでは?イヤイヤ使わないマストアイテムにマストもクソもなくない?あったらあったでどうしようもないくせに、なかったらなかったでどうしようもないんだな?私はお前たちをどうしてやればいいんだ?

 

でも出先でクソデカケチャップマスタードをカバンから取り出して使う度胸なんかこれっぽっちもないから結局使わないんだよなあ

こういうのはなんていうか、昼食のアメリカンドッグ1本のために業務用ケチャップと業務用マスタードを持ってきているような感覚なんだよな。要らんやろ。業務用。片方だけで1kgあるんだぞ。合わせて2kgだ。でもアメリカンドッグに何もつけずに食べるってのはちょっとアレでしょ。考えるだけで寂しいでしょ。絶対満足できないでしょ。「やっぱりケチャップとマスタード欲しいなあ……」って考えながら腹は満ちれども今ひとつ満たされない舌とともに午後を過ごすくらいなら、業務用だってなんだって持って行ってやる。

 

かもしれない人生

「使う」と「使わない」は両立できないが、「使うかもしれない」「使わないかもしれない」は十分両立できるし、なんなら同一概念ですらある。使うかもしれないということは使わないかもしれないということです。使わないかもしれないということは使うかもしれないということです。「かもしれない」という概念はいつだって二人一組です。そうして我々から、ありとあらゆる答えと終わりを奪っていきます。Aかもしれないし、Aでないかもしれない……Aを迎え撃つ大砲とAではないものを迎え撃つ大砲をいっぺんに用意するのはまったくもって骨が折れます。この双子の悪魔の概念から抜け出せない限り、私の荷物は永久に減ることはないでしょう。

 

今週のお題「カバンの中身」