珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

予備付き合いが悪い覚書|この話もう5回くらい記事に書いてる気がするけど懲りずに書くし多分これからも書く

ミニマリストではないです

なんかこう定期的に「いえのなかにモノがおおすぎる……ころころさなきゃ……」みたいな狂気に取り憑かれるんですけどあれどうすればいいんでしょう

 

あいつ還元キャンペーンの話になると急に早口になるよな

必要なものはそんなにないはずなのにどうしてこんなにモノが多いのか。必要なサムシングはそんなにナッシングなはずなのに。あああれか、予備か?品目こそ少ないけれど、その予備が多いんか?考えれば多い気もするな。日用品はバーコード決済の還元キャンペーン期間中にまとめ買いするタイプですし。ちなみに今はauPAYファミペイで絶賛キャンペーン期間中である。それ以外は知らない。auPAYは大規模な還元祭を春夏秋冬やるから、だいたい4ヶ月分くらいを目安に考えればよい。ただ実際に買い物してみると、案外そんな先の分まで買えないことが分かる。まずは日頃からいっぱい使って減りが早いもの、例えば頭痛薬とか、トイレットペーパーとか、頭痛薬とか、マスクとか、ハンドクリームとか、頭痛薬とか、頭痛薬とか、頭痛薬とか、そういうものをしこたま買って、残った金額でそこそこ使うものを買えばいい。いきなりシャンプーとかボディソープなど比較的減りづらいもののまとめ買いから始めてしまうと、なかなか無くならないシャンプーやボディソープの山を眺めつつ「未開封のシャンプーっていつまで使えるのかな?」などという不安を感じながら日々を過ごす羽目になるぞ!(経験談)

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この時アホみたいに買ったシャンプーとボディソープがぜんぜん無くならない

 

あの世でも洗剤とかシャンプーとか要るかもしれないし

これは過去の記事でもチョイチョイ言っていることなのだが、こうやって日用品のまとめ買いをしていると、ふふ、なんやかんやでこの先数ヶ月くらいは生きる気満々な自分に笑ってしまう。ふふ。それはいいことだ。だが、もしも私が日用品の予備を抱えて帰宅している途中で車に轢かれてお陀仏したら、この予備が一体何になるっていうんでしょう。一体何のための予備だというんでしょう。一体何に対しての、予めの備えだというんでしょう。昨日死んだ人間のうち、「自分は今日のうちに死ぬんやろなあ」などと考えながらその通りに死んだ人間が果たして何人いただろうか?昨日死んだ人間のほとんどは自分が今日死ぬなんて考えちゃいなかったんだ。悲しいね。「予備の洗剤を使い切るまでは生きなきゃ損だ」「予備のシャンプーがまだあるんだ、死んでたまるものか」などと頭でハッキリ考えたことはないが、多分頭じゃないところでハッキリ考えてるんだと思います。

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唐突に昔の話しまーす

私は中高カトリック系の学校に通っていたので、校内放送を通して行われる朝の祈りの時には、教頭が聖書の中の短い章句を読み上げるのがお決まりであった。しかし、「教頭先生は今週自分がどこを読み上げたのかさえも覚えてないのかな?」と考えるくらいには同じ章句ばかり何度も何度も読まれるので、たまには違うところも読んでくれよと正直うんざりしていた。多分いちばん読まれたのは、「明日まで思い悩むな」である。明日の苦労について今日思い悩むのをやめなさい、その日の苦労はその日だけで十分である、というアレだ。なんかもうそればっかりだった。たまにはもうちょっと面白そうなところも読んでくれよ~頼むよ~って感じだった。それになんといっても、明日のことは明日思い悩めばよろしいと言われた傍から「来週の模試に備えて~」とか「今月の学習計画表を~」とか「来年はいよいよ受験が~」とか言われるのにもまたうんざりしていた。そういうことじゃないって分かってるけどさあ。そもそも、明日のことを今日思い悩まねば今日という日すら生きられないのが現代人。受験のことは受験の日に考えれば十分な世の中になってほしい。

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心を手折るタオル

いえのなかにモノがおおすぎる話に戻ろう。今ふとタンスを開けたらタオルの予備がみっちり詰まっていて目眩がした。我が家には色々な種類のタオルがあるわけではない。ハンカチタオルがあり、フェイスタオルがあり、バスタオルがあり、スポーツタオルがあり、普段使い用のタオルがあり、来客用のタオルがあり、勝負用のタオルがあるわけではない。ただ、タオルの予備がいっぱいあるだけである。このタオルの予備はいつ使うのだろう?そもそも今使っているタオルはいつ買ったものだったか……考えるのも恐ろしいくらい前ではなかったか?もうお役御免して予備を下ろしてもいいんじゃないか。でも予備を下ろしたら予備がなくなるわけで……予備がないのは心もとない。予備を見ているのも嫌だけど、予備を見ていないのもそれはそれで嫌だ。じゃあどうすればよいのだ!ワカラン!解散!

 

もう世界中敵まみれや

私が急に死んだら使わなかった予備のぶんだけ生前のお金や時間を損するって考えるとどうしても生きているうちに使ってやらなきゃならん気持ちになるがそういう気持ちになるだけで特別何もしない。予備の仕事は私を安心させること、それと私に損をさせることだ。仕事なら仕方ない。お前の仕事に付き合ってやろうじゃないの。私は人付き合いのたいへん悪い人間なので、せめて予備付き合いのいい人間になろうと思います。

 

 

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