11月に喧嘩を売ったり12月の顔色を伺ったりする覚書｜今日は……休日！！！！！！！
メイド・イン・ヘブン
てっきり私が休日を追いかけ回しているものだと思っていたのに気づけば休日が私を追いかけ回していた。意味が分からない。1週間が早すぎる。休日が来たかと思えばもう次の休日が目と鼻の先に控えている。休日を追いかけ回す暇もない。昨日、銀行に行って10月分の給料を下ろした。なのに次の給料日までもう2週間を切っている。給料日が来るのは嬉しいが、いくらなんでも早すぎやしないか。私が銀行に行くのが遅すぎるという野暮な突っ込みはナシだ。下の記事では給料日を3日”も”忘れていた事にびっくりしているが、今回はなんと半月だ。半月も給料日のことを忘れていた。ハァー。給料日のことを忘れても差し支えない生活の、なんと幸せなことか。……幸せなのかな？
今年はポッキー食べ損ねた 来年こそはポッキー食べよう
なんというかこう、休日を追いかけ回す余裕もない。別に忙しいわけではない。むしろ11月って、1番暇なんじゃないかな。11月が誕生日の方、11月に思い入れのある方には申し訳ないが、11月といえばコレ！！！というものがあまり思い浮かばない。1月は正月、2月は節分とバレンタインデー、3月は卒業、4月は新生活、5月はゴールデンウィーク、6月は梅雨、7月は七夕とプレ夏休み、8月は夏休み本番、9月は……9月はなんだろう。9月もあんまりコレってのはないけど、暑さが健在なわりにザ・秋って感じがするから私の中ではそこそこ存在感がある。あっ世間ではシルバーウィークがあるのか。私にはないけどな。10月はハロウィン、11月は……………………12月はクリスマスに年末だ。ウーン。11月はアレだな、ただただ12月に備えておく期間だな。何をするってわけじゃあないけれど、強いて言えば、12月の夜の繁華街の様子を想像して嘆いたり、恐怖したり、絶望したり、祈ったり、腹を括ったり、開き直ったり、ひたすらそういうことをする月だ。1年ってよく出来てるなあ。
概念の表情って見たことある？
それにしても、休日は私なんぞを追いかけ回して楽しいのだろうか。絶対楽しくないでしょ。だってコイツ、いつも同じリアクションしかしないもの。追いかける楽しみはなんといっても、相手のリアクションを見ることにあると思う。その相手が人であれ動物であれモノであれその他何かしらの概念であれ、追われる者の表情は、いつも面白い。つい先程まで余裕綽々だったかと思えば急に焦り始めたり、ちょっと距離が離れればすぐに安堵の表情を浮かべ、こちらが本気を出した次の瞬間にはその顔からスッポリ色が抜け落ちる。いくら追い詰められようが笑みを崩さないものもいれば、いくら己が優位に立とうともその面に憂悶がこびりついて剥がれないものもいる。イヤまったく、見ていて飽きない。なるほどこれが追う者の余裕ちゃんですか。追う者になったことないけど。
「2023年」の未来感がヤバい
何かに執着している間だけ、時間の流れが少し緩慢になる気がする。休日に執着していたら休日はなかなかやってこないし、給料日に執着していたら給料日はなかなかやってこないし、勝ちに執着していたら勝ちはなかなかやってこないし、平穏に執着していたら平穏はなかなかやってこない。時間の歩みが遅いのだ。とにかく。執着していた方が却って時間の流れが速くなるとか、何かに執着すればするだけそれがやってくるのが早くなるとか、そういう人はある意味恵まれた人間なのだろう。ある意味じゃないな。かなり恵まれた人間なのだろう。で、そういう状況にない私の時間の流れが速いのはすなわち、何に対してもあんまり執着してないってこと。今のところ特に不都合もないし、当分はこれでやっていこうかな。どうせ11月もあっという間に終わって、12月があっという間にやってきて、12月もあっという間に終わって、2023年があっという間に来て、2023年もあっという間に終わるのよ。ぐえーっ。
