珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

私とお金と私のお金と私のお金の価値と私の価値のお金についての覚書|こうも暑いとキンキンに冷えた札束が食べたくなるなあ

最近ネットやフリーペーパーの家計相談コーナー見ると胸が苦しくなるんですよね

私の今の給料が私の労働に見合っているかはさておき私自身の価値には見合っていると思うよ

 

100万円ぶん(ぼんやり)

給料は「人間の価値」ではなく「労働の価値」によって定められるべきだ。定められるべきですか?私には難しすぎて決められないので皆さんで決めてください。たとえ私がかつて世界を破滅させた大馬鹿者でも、ひと月に100万円ぶんの労働をしたのならその月は100万円の給料と定められるべきであり、たとえ私がかつて世界を救った大勇者でも、ひと月に500円ぶんの労働しかしなかったのならその月は500円の給料と定められるべきだ。定められるべきですか?私には難しすぎて決められないので皆さんで決めてください。ああもちろん、大馬鹿者の口座から毎月差し引かれる罰金と、大勇者の口座に毎月振り込まれる年金は別としてですよ。単純に労働とその対価の問題です。ところで100万円ぶんの人間に100万円の価値を与えるのと、100万円ぶんの労働に100万円の価値を与えるのと、どちらがより難しいのでしょうか?この問い自体が難しいのでしょうか?そもそも100万円ぶんの人間とは?100万円ぶんの労働とは?少なくとも私には難しすぎて決められないので皆さんで決めてください。

 

人類、今日も自己肯定感上げていこうな

人類全体の自己肯定感が1%上昇すれば、人類全体の給料も1%上昇するでしょうか?おっとこれは過程をすっとばしすぎましたね。ええとだから、自己肯定感が1%上昇することにより、各人が自身の価値を1%高く見積もるようになるわけですから、それにより自分の労働の価値も1%高く見積もられるべきだってんで、あるいは価値が1%上がった人間には価値が1%上がった生活が相応しいってんで、各地で賃金1%引き上げ運動が起こり、人類全体の給料が1%上昇するのかなって話です。なんじゃそりゃ。

 

きんさくキラキラきんようび(日曜)

やっぱり万物の尺度って██なんですかねえ。どう思いますピタゴラス先生。プロタゴラス先生のご意見はどうですか。ン?なんか検閲が入ってますね?別にそんな倫理に反するようなことを言ったつもりはないんですけど。もう一度言いましょうか。やっぱり万物の尺度って██なんですかねえ。ンー、やっぱり検閲が入りますね?どうやら私は知らず知らずのうちに倫理に反するようなことを言っているようです。これは二重の意味でいけません。これでは皆さんに考えを伝えることが出来ません。まあいっか。別に大したこと言ってないもんな。万物の尺度がお金かお金じゃないかなんて、心底どうでもいいもんな。

dic.nicovideo.jp

 

ここですごいどうでもいいこと言うけど食べかけのチョコレートクッキーの袋を開けっぱで放置したまま労働行って帰ってきたらカントリーマアムになってた

普通預金の利息も私の部屋の湿度くらいあればいいのになあ

 

1000万円貯めることが人生の最終目標みたいになってるからその先の未来がまったく思い描けないんだ悪いな

どうも最近、老後に備えてとか安心のためにとかそういうのは全て建前で、ただただ自分の価値を増やしたいがために貯金をしているのではなかろうかと思い始めてきた。「毎月コツコツやってきてこれだけ貯金しました!自分、エライ!これだけ貯金できた自分には価値がある!」笑止千万って?イヤホントに。数千万とか数億とか貯められる人ならまだしも、ただのしがないフリーターの貯金がちょこっと増えたところで自分の価値の上乗せにはなりゃしないよ。だいいちお金を貯めるにも期間ってものがあるし、手段ってものがあるし、今となってはもう「毎月コツコツ」なんて古典的なやり方じゃ自分の価値は上げられないのかもね。「毎月コツコツ」で1000万貯めた人は、確かにすごい。でも「毎月コツコツ」で1000万貯めた人よりも、奇抜なアイデアとか、持って生まれた才能とか、なみなみならぬ努力とか、素晴らしい幸運とか、そういうので100万貯めた人の方が、長い目で見れば、よりたくさん上乗せされるんじゃ。そもそも自分の価値を上乗せしたいだけだったら、貯金とかいうクッソ地味で回りくどいやり方じゃなく、ほかの手段を選んだ方が効率がいい。でも貯金くらいしか、やれることがないんですよねえ。

shirokuro-044.hatenablog.jp

 

全員サービス、ですよね?

えー、ですから、あー、我々のお給料、その、人間の価値、ではなくして、労働の価値、ではなくして、そう、ですから、ナニナニの価値、ではなくして、ただの労働者全員サービス。よし。これでいきましょう。