非現実賞与の行方について考える覚書|この記事は公務員について具体的に何も知らない人が夢いっぱいの心持ちで書いています
この時期の楽しみといえば!!!!!!
居住地の公務員の冬のボーナスのニュースを見て「もしも自分がこれだけ貰えたら何を買うかな~」って妄想すること
この話題だけで6万字くらい書ける
公務員の冬のボーナス。ふーん今年はこれくらいね。なるほど。これくらいあったら……まァ50万くらいは貯金しますよね。それでも20万以上ある。20万なんて大金どうやって使ったらいいんだ!?分からない。とりあえずカワイイトースターを買う。カワイイトースター、もう持ってるけど別の種類のが欲しい。トースターはインテリアグッズなんやなって。カワイイトースター、マジでカワイイからね。あとはそうだな……ベッドだな。壊れかけのベッドを新調する。壊れかけてるのはベッドというかマットレスだけど、この際ベッドごと新調する。マジで腰が痛い。ちょっとお洒落なベッド……いやいっそソファとベッド一体型みたいなやつを買いたい。豪勢なやつを。夢が広がりますなあ。
しょうもな(しょうもないという意味)
ここでひとつ懸念事項がある。先ほど私は冬のボーナスで2台目のカワイイトースターを買う、ベッドを新調すると言ったが、もしも私が公務員だったら、2台目のカワイイトースターなんてとうの昔に買っているだろうし、ベッドだって就職1年目に新調しているはずなのである。これを言い出したらキリがないってことは分かるが、言わせてほしい。もしも私が公務員だったら、壊れかけのベッドで何年も粘ったりしない。壊れたら、すぐ買う。就職1年目なんてのは下手すればそのへんのフリーターより手取りが少ない可能性があるが、その代わりに未来がある。展望がある。それらをアテにして、就職1年目に、金がなくともベッドを買う。壊れかけのベッドで毎晩過ごすなんて不条理だ。どうせいつか買い替えるんだから、とっとと買い替えた方がいい。そんなわけで、大学卒業と同時に就職していれば7年目くらいになる公務員の冬のボーナスでようやっとベッドを新調するというのは、現実的に考えればおかしいのである。ところがこれはあくまで妄想なので、現実的に考えればおかしいことも大抵は許されるのである。なぜなら現実においては私はただのしがないフリーターだからである。
そら職業が変わったらそうなるわ
「もしも私が公務員だったら今年のボーナスでこれを買うけど、もしも私が公務員だったらこんなものとうの昔に買っているはずなので、少なくとも今年のボーナスでこれを買ったりはしない、じゃあもしも私が公務員だったら今年のボーナスで一体何を買うんだ?」という、馬鹿馬鹿しいにも程がある問題で頭を悩ましている。この問題の核心を一言で言い表すなら、「もしも私が公務員だったら私の人生は数年進んでいただろう」ということである。進んでいた、というのはもちろんいつの間にか老け込んだという意味ではない。いやそっちでもいいのか。公務員大変そうだしな。しかしそうではなくて、2022年の私が貯金をはたいて這う這うの体で購入したものは、おそらく2019年くらいの私が既に悠々買っているだろうと。そういうこと。この場合においては私の人生は3年進んでいる。それを3年早く買ったからである。
ガストの猫型配膳ロボットくん欲しい
未来がある、展望があるってのは、そういうこと。将来の自分をアテにできる。将来の自分をアテにして、現在の人生が数年進む。人生を数年先取りできる。もしも毎日30分ぶんの家事をすべて家電にお任せできるとしたら、私の人生は毎日30分進む。人生を毎日30分先取りできる。その30分で資格の勉強なりなんなりして、数か月後数年後にに合格しようものなら、いやまったく、家電に投資した甲斐があるというものだ。これぞ金の使い方。これこそが金の使い方なのだよ。
サンタさんへ
70万円位ください。キャッシュレス送金も可。