珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

中堅フリーターが空論を垂れ流す覚書|助言は年の功、説教は年の罪

お金の話しまーす

①ローソンATMでauPAYにチャージすると5%還元(~6/30)

kantan-cpn.auone.jp

前回は2月だったかな。またこの季節がやってきた。今回の上限は1000ポイントだから、えーと、2万円ですね。給料日に下ろした2万が手元にあるので、出勤途中にあるローソンでチャージするつもり しました。チャージで●%還元は、買い物の場合のように端数による無駄が出ないからいいよね。100円で1ポイント還元の店舗で199円買っても99円は無駄になるでしょう。

 

②夏のPayPay祭 セブンアプリのPayPayから支払いで最大10%還元(7/1~7/25)

paypay.ne.jp

今はたまたまヤフープレミアム会員なので10%の対象だ。ヤッホウ!煙草まとめ買いすっぞ!1回の買い物の還元上限は100円に設定されているので、うっかりカートン買いすると大部分が無駄になるので注意しよう(戒め)

 

ポイ活は大衆娯楽

給料日が来るたびに考える。少なくとも当面の間、というか恐らくは生きている間ずっと、世の中で現状のシステムが稼働している限りにおいて、お金の呪縛は影法師のように私の後ろを着いてくる。そういう意味では、お金の呪縛を少しでも娯楽に変えようと頑張ってくれるサービス各社は本当にありがたい。いやね、各社は何も呪縛を娯楽に変えようなんて考えちゃいないだろうし、そもそも別に「娯楽」を提供しようと思っているわけでもなかろうが、結果としてそうなっているのだからオッケーだ。何者かが自分の後ろをひっそりと着いてくるのは不愉快極まりないが、それが自身のことを良いものだと言い張るのであればまあ許そう。それさえ許せなくなるその日までは、まあ許そう。

 

これほど不名誉な格上げもない

さて、私もフリーター5年目ともなれば、若手という肩書きがかまぼこ板についてきて足元の舞台も腐れ始めた頃だろうし、そろそろ中堅という肩書きを背負ってもいいだろう。ある日突然肩が重くなって病院に行っても原因が分からず毎日のように茶碗や湯呑が割れたりお守りの紐が切れたり目の前にカラスの死体が落ちてくるようなタイプの肩書きだな。ウム。中堅フリーターだ。中堅フリーターから新入フリーター、若手フリーターに言えることは2つしかない。「フリーター人生のうち1日でもいいから社員期間を挟みなさい」「とにかくお金を貯めなさい」「こんなフリーターの言うことを聞いちゃいけません」この2つである。

 

「1日でもいいから社員期間を挟みなさい」について

私はこれまで社員になりたいなどとは全く考えなかったタイプのフリーターガチ勢だが、それでも何かしらの「うまい言い訳」くらいは欲しかったなあと考えるのである。つまり、「かつては正社員としてやってましたが上手くいかなかったのでフリーターやってます」と。これくらいの言い訳なら出まかせの嘘でどうにでもなりそうだが、当方致命的に嘘がヘタクソだからね。いつかボロが出るよね。日頃「なんでフリーターやってるんですか」なんて直接的な質問をぶっ込んでくる人はあんまりいないけど、そういう時にきちんとやり過ごせる言い訳があるほうが何かと都合がいいじゃない。「既に人生諦めてるので一生フリーターでも一向に構わないと思ってます!」とか「やりたいことも欲しいものも特別ない(※)ので正社員になって安定したお金を稼ぐ必要性が見当たりません!」とか「野垂れ死んだらそのときはそのときです!」とか、そんなこと堂々と言えるはずもないので、ワケあり風にその場を濁していたたまれない空気で終わるのが常である。1回くらい正社員経験があったなら、ヘタクソな嘘をつかずとも上手いこと乗り切れると思うのだ。嘘は言ってませんよね。たった1度の社員経験が、一生とは言わずとも当面使える言い訳になるのなら、十分お得だと思う。言うまでもないことだが、そのまま正社員として続けられるなら、それに越したことはないと思う。

「お金があったら欲しいもの」と「お金を貯めてでも欲しいもの」は完全に別物であって、ここで言っている欲しいものは後者、先日のお題記事で書いたものは前者になります。お金があったら神棚が欲しいですが、お金を貯めてでも神棚が欲しいわけではないのです。

 

「とにかくお金を貯めなさい」について

一時期流行った(今も流行ってるのかな?)「~しなさい」系の書籍のタイトルみたいでげんなりしちゃうな。「薬をやめなさい」とか「水を飲みなさい」とか「(体の部位)を揉みなさい」とか「メモを取りなさい」とか。「なろう系小説」にちなんで「しなさい系コラム」とでも呼ぼうか。まあそんなことはどうでもいい。結局、何をやるにしても、何をやらないにしても、お金が必要なんだ(※)。信用とか安心といったものを0からもぎ取るのはまこと難儀である。だから多くの人間が一旦お金を経由する。先日、お金は安心引換券であると熱弁したが、同様にそれは信用引換券でもあるし、自尊心引換券でもあるし、その他色々有益なものとの引換券でもある。お金さえあれば、0からもぎ取ることが難しい有益なもの色々と引き換えられる。それは盾であったり矛であったり何も金を貯めてマンションを買いなさいとか車を買いなさいとか株にブチ込みなさいとか言うわけじゃあない。これはある意味有情で、ある意味非情でもあるのだが、どんなに美しい言葉を並べ立てても、結局我々一般ピープルの手の届く範囲に存在するものでお金で引き換えられないものはないのだ。今のところ、命を除いてはね。ハァ。こんなに刺さらない説教もないわな。

※貯めておく額はいくらでもいい。ただ「フリーターですがこのくらいは持ってます」と言えるくらいの額だ。本人が「これくらい持ってます」と周りに言えると思ったならそれでいい。当然、ただ貯金をするだけなら正社員になったほうが効率がいい。

 

あまりにも話が漠然としすぎているので別日にもう1本書こうかなと思ったけど漠然としすぎているのはいつものことだった

努力したくなくてフリーターになったけど、フリーターでやっていくためにも努力しなくちゃいけないなんて、結局努力の目からは逃げられないのね。

 

 

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