スケープ・スチームド・ピッツァ・バンについての覚書｜あるこう　あるこう　わたしは闇にしたがう者

全身黒ずくめで夜道を歩いてたら恐らく私に気づかなかったであろう車に轢かれそうになったのでどうしたものかと思案した末にそこから元気よく腕振って家まで歩いた私カワイくない？

カワイイ

セブンのピザまん207kcalってのがいまいちピンとこないんだよな　こんなん実質ダイエット食じゃんね

頭髪は黒、上着も黒、ズボンも黒、カバンも黒、靴も黒。これじゃ仮に轢かれてもあんまり色々言えないと思った。むしろこんな暗い時間に全身黒ずくめで歩いてごめんなさいって感じ。自分の身なりについて反省するもここは道中、全身黒ずくめなのは最早どうしようもなく、せめてもの心がけとして、元気よく腕振って家まで歩いた。そしたらほら、ドライバーの人も、よく見えんけどなんか動いてるって気づくかもしれないじゃん。反射材？ナイナイ。持ってない。家にもない。その時は生憎ピザまんしか持ってねえって感じだった。コンビニ帰りである。ピザまん振りかざして歩けばよかったのかな？電球色みたいな色してるし。背に腹は代えられなくとも私にピザまんは代えられるでしょ。ピザまん1個くらいなら……そうね……そこまで惜しくはないわね。いっそ私自身がピザまんになるというのは？その手があったわ！暗がりを歩く今この瞬間だけは、轢かれて惜しくないものになりましょ！惜しくなければ轢かれても平気！夜道だって怖くないわ！私はピザまん、私はピザまん、私はピザまん……

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最近インターネットのやりすぎでピザまんって単語がものすごく品性下劣な悪口に見えることがあるんじゃが

誰がデブ女やねん

ロボット好きだな～

その時々で、私の在り方が変わればいいのに。危ない道を歩くときは、轢かれて惜しくないものになろう。そうすればぺちゃんこになったってなんのその。具合が悪いときは、目玉が飛び出すくらい高い楽器になろう。そうすれば毎日丁寧丁寧にお世話してもらえるだろう。労働するときは、完全無欠なロボットになろう。ロボットは、心がなくて、一人前。心があるロボットなんて半人前だ。まあ、そんな感じで。都合のいい時に都合のいい存在になれる都合のいい生き物になりたいですね。

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