珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いつもニコニコわたしの隣に這い寄る煮玉子についての一筆箋|ウップ

ヴォエ すりつぶしたはずの煮玉子が胃の中で再結晶して食道を這い上がってくるような感覚がする。まるで社会みたいですね。すりつぶしたはずの一般市民が社会の中で再結晶して自由と権利への道を這い上がってくるような具合に。私の消化器官は1つの社会であ…

鈴木さんたちについての覚書|お客様の中に「鈴木さん」はいらっしゃいませんか

急募:鈴木 27年目にして気づいた。私、これまでの人生で「鈴木さん」に関わったことがない。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、大学時代のバイト、ひとつ前のバイト、今のメインのバイト、サブのバイト、関わったことのある人を思い出せる範囲を全て思い…

理性という才能についての覚書|理性を捨てるか人間を辞めるか

オリンピックの競技種目に「理性」も加えてどうぞ 個人的な感情に基づいて理性というものを語ってもよいのなら、「理性は一種の才能」と声を大にして喚きたい。そう、理性は才能。サッカーの才能がなければサッカー選手にはなれないように、理性の才能がなけ…

若年寄の老中についての覚書|むかしむかしあるところに「老後」という概念がおったとさ

老中老後 己が何歳まで生きられるかなど皆目検討もつかぬが、理性の片隅でぼんやり考えるところによると、私はなんだかんだでそれなりに生きられてしまうんじゃないかと思う。そんな気がしてならない。そう、なんだかんだで、ババ……おばあちゃんまで。これ以…

広義のオタクコンテンツに対するクソデカ感情についての覚書|エモーションはさよなら

いとエモし エモの摂取って、こんなにも胸焼けするものだったかしら。此度の休日は、かつて私の中でメラメラと燃えていたエモの炎を ほんの少しだけ・・・・・・・ 再点火する行為に勤しんでいた。平たく言えば、以前ハマっていたジャンルの、私が一度燃え尽…

1冊のノートについての覚書|そうね、私は地獄に堕ちるの

好奇心は人を殺す 保管期限の過ぎた忘れ物を処分していたときのことであった。その中に1冊のくたびれた小さなノートがあった。表紙の傷み具合、ページの膨らみ具合からして、相当に書き込まれたものであると容易に推測できた。「イカンイカン、こういうのは…

特に何も考えてない覚書|ヘンな感覚こそ書き留めておいて損はない

んぼー 最近なんだか常に頭がいっぱいで、ぷらぷら歩いているときや労働の片手間などにあらかじめ書く内容を考えておくことが出来ない。じゃあ一体何をそんな頭いっぱいになるまで考えているのかって。なんと!何も考えてない。何も考えてないけど、頭の中に…

マクドナルドの例え話についての覚書|以前夜勤明けに数年振りのマック行ったらチーズバーガーもポテトも時間外ですって言われて泣きそうになった

昼過ぎにマクドナルドにやって来て「店内でお召し上がりでしょうか」という店員の質問に対し「マフィン」と返すようなタイプの人間とバトルして勝つ方法 誰か教えて ティロリ ティロリ ええと、まず何から始めようかな。「昼過ぎにマクドナルドにやって来て…

うちの間取りと人間間間間についての覚書|記事一本分の間が持たないんですが

今週のお題「間取り」について一言 変なお題 まァどうりでいい間取りですこと 常々思っていたのだが、はてなブログのお題って時々こういう「エ……」みたいなのをぶち込んでくるよね。嫌いじゃないけども。「新居」でも「部屋」でも「インテリア」でもなくて、…

本日の夢と認識出来てはいけない何かについての覚書|神と数は無限ワールドの住人であることをお忘れなく

夢占いに自信ニキ鑑定よろしく 今日の夢:知人のイケメンが突如発狂した別の知人に殺されて何故か真っ赤なドレスを着せられた挙句白昼堂々大広場に晒されてその遺体を数十羽のカラスが貪り食っておりその話を聞いたイケメンの彼女もショックのあまり廃人にな…

たくさんの人間のいろいろが交換されることについての覚書|人間のいろいろ取引所

かみは災いのもと お金に言いたいこと。これ以上、人間を不幸にしないでやってほしい。人間はこんな紙切れのために毎日毎日死ぬより酷い目に遭わされたかと思えば、紙切れと価値を比較されたり、紙切れと交換されたり、紙切れに飼いならされたり。そのように…

お金を貰ったり払ったりすることについての覚書|早起きは11000円の得

たまたま早起きした日にやることといえば やっぱりクレジットカードの申し込みだよね クレジットカードの申請が通ると自己肯定感が増す PayPayを本格的に利用し始めたのでYahooカードを発行しようと決心した日から1週間が経ち、2週間が去り、3週間が過ぎた。…

ぷりぷりのプリンについての覚書|そんなことよりプリン食おうよ

「許すよ」一個に含まれる『許すよ』の量は「許すよ」一個分だぜ 状況によっちゃあ、許されないことよりも許されることの方が遥かに恐ろしかったりするもんだ。怒られることよりも怒られないことの方が格段におっかなかったりするもんだ。許さない人より許す…

下書きの晒し首と上書きの言葉遊びについての覚書|生者に供養を試みること

生きていたり死んでいたりしろ 下書きの「供養」というからには、その下書きはかつて生きていたものであり、かつて死んだものでなければならない。なんか違うな。かつて生きていたものであり、今は死んでいるものでなければならない。ウム。こうしよう。死ん…

終わらない予行演習についての覚書|前日にプルタルコスの『怒らないことについて』を読んだのは一体何だったのか

い゛い゛気゛分゛!!!!!!!! 土曜の早朝、某コンビニの事務所内に私の怒鳴り声が響いた。私が怒声を叩きつけた相手は同じ深夜アルバイトのかなり頭のおかしいおばちゃんで、ちなみにそのおばちゃん相手に大声張って叱りつけたのはこれで2回目なのだが……

充実したオプションについての覚書|キリマンジャロブレンドやや濃いめラージサイズミルク多め砂糖少なめぬるめの蓋付きのコーヒー抜きで

コーヒー自販機はどんどんゲーセンの筐体に近づきつつあるなあ オプションがいっぱい選べるカップ式の自動販売機は見ててワクワクする。ボタンを押して数十秒待つと紙コップがウィーンと召喚されるアレだ。最後に利用したのがいつだったかすら覚えていないが…

矛盾塊についての覚書|ヒューマン・ビーイング ソード/シールド

はいはいファミリーマー……誰だお前!? これもうわかんねえな 明日使えないムダ知識をあなたに このアイコンは別にバグではない。これは元々全く関係ないまとめブログにクイックアクセスするためのアイコンだった。現状こんなアイコンだが中身はれっきとした…

思索の海から零れ落ちたものたちの覚書~その2~|過去の文章を燃やしながら明日もよい文章が降りてきますようにってお祈りする

胃痛で死んだと思われそうなのでなんか書いておこう 寝落ちして新規の記事を書く時間が無くなったので久々に没文章の供養します shirokuro-044.hatenablog.jp ( '-').。oO(他にもこんな記事書かなかったっけ?) つまらない人生とは、贅沢の謂いなのかもしれな…

おなかがいたい覚書|おなかがいたい実況です

フワーッ! 人が空を飛べたとしたら、そう、きっとこんな感じ。私には分からない。人体が分からない。胃が痛すぎてずっと空を飛んでいた。首から下は鉛のように重く、首から上は羽根のように軽く。痛みのあまり思わず首が取れてしまった私が首だけで飛んでい…

人を人が救うことについての覚書|公式グッズの人見広介がめちゃくちゃイケメンだったので激しく動揺して1本記事を書きました

「救う者」を救う者はどこにいるのか? オッス!私、慈愛と救済の心!世界中に存在する「かわいそうな人」を慈しみ、愛し、救ってあげるために日々頑張ってるの!でも悩みや苦しみって人それぞれでほんっとタイヘン!ある人にとってはアルファを与えることが…

己の過去から発掘された「新生活が捗る逸品」についての覚書|人の過去というものもまた逸品

結論 無い新生活は捗らない 羽ばたく前から墜落してるんだよなあ ……というのはあんまりなので、そうだな、せめて過去に存在していたかもしれない新生活について思いを馳せてみようじゃあないか。私が最後に味わった新生活、まず思い浮かべるのが、大学を辞め…

0.05gの重しについての覚書|年齢というものは思いもよらぬ箇所からやって来る

つけまとれる 最近の悩み。労働中につけまつげが取れる。もう私も若くないのかもしれない。まぶたが限界に近いのかもしれない。目頭の側から3ミリくらいペロリとめくれる。流石にまるっと取れはしないが、瞬きに違和感を覚えたときには決まってほんの少し浮…