珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

2020-01-01から1年間の記事一覧

YO!SAY 夏が脳を破壊する件についての覚書|読むと無性に干しいちじくと魚が食べたくなる本の紹介もあるよ

あぶねえあぶねえ また失踪するところだった おい夏 そこまでするってんならお前が代わりにブログ書けよな 先月くらいからずっと誕生日にはアマゾンギフト券乞食記事を公開しようと思っていたのに10日辺りから肉体疲労と精神疲労と熱中症(自己診断)でにょろ…

とりあえずなんか書いとこって感じの覚書|ここもとりあえずなんか書いとけ

限界フリーター、人生の意味について考えがち その日その日に起こした行動や思考が己の人生にとってきちんと意味のあるような人生を送りたかった。24時間365日そうあれとは言わんが、週2~3くらいで、1日4~6時間くらいで、6時~22時の都合の良い時間で、フ…

1の善行で得するカラスと100の善行で損する人間についての覚書|立つ鳥ゲロを残さず

ごクロウ様です 店頭のゴミ拾いをしに店の外に出たら、自店と隣の店の丁度境目にゲロがぶちまけてあった。さてどうしたものかと思案していたら、6、7羽ほどのカラスの集団がやってきて、ドン引きする私の前で撒き散らされた吐瀉物を次々と啄み、ものの10分程…

友情と恋愛の食わず嫌いについての覚書~その2~|自分語りと自己弁護のマリネ お子様ソースを添えて

平然とやってのける人々の平然とした顔を見て 誰かと会話をする際において、相手の機嫌を損ねぬこと、相手の不興を買わぬこと、相手を退屈にさせぬこと、相手に気を使わせぬこと、などを毎度毎度一生懸命考えて慎重に、必死に、丁寧に、気を遣いながら、怯え…

友情と恋愛の食わず嫌いについての覚書~その1~|自己分析と自己満足のミルフィーユ仕立て

アリストテレス、お前もか アリストテレス先生の『ニコマコス倫理学』を読んでいる。現実の人間と現実の人間の生活に基づくところの、現実の人間らしい哲学がここにあると思う。とはいえそう手厳しいものでもないので、現実に魘されている限界人間の皆様にも…

知性が滅びた頭で考える「滅び」についての覚書|暑すぎ脳みそアイスクリーム三段重ね

過去は良くならない代わりに悪くもならない 後先考えずに行動すれば未来の自分が滅びることは誰の目にも明らかなのだが、反対に後先考えすぎると今度は現在の自分が滅びてしまうわけで、わた……我々はどう足掻いても滅びと隣り合わせで生きなければならないら…

ごみの日に出される人間についての覚書|ああ共同体ちゃんやさしいきみは

お前いっつも断捨離の話してんな 個人で行う分は許されても、現代の共同体としては容易に許されない行為というものが世の中には山程あって、それ故に人間の社会は大変面倒くさいことになっているわけだが、「要らないものを捨てる」はその最たるものと言って…

痛い女の痛い生活についての覚書|痛々しい女の痛々しい生活がなんだって

お先真っ暗、お手手は真っ赤 半年程前から両手指の湿疹がすごい。どれくらいすごいかと言うと、客に心配されるくらいすごい。あまりにも言われるので手袋を付け始めた。皮膚科では抗ヘルペスウイルスの薬を貰ったので、ヘルペスなんだろう。私の指は一体何度…

現代社会のコラテラル・ダメージについての覚書|生命と生活の赤ワイン煮込み~申し訳程度の良心を添えて~

自分で自分の顔を食べるアンパンマン 世界がもし私だけの村だったら、この状況下において、カラオケ店の私と、居酒屋の私と、風俗店の私と、旅行会社の私と、ホテル旅館の私と、その他「人の外出」ありきのビジネスに携わる私の生活全て生け贄に捧げてでも徹…

物というものについての覚書|物だらけの地球(ほし)の中心で意味不明な供述をしており

買った時点で満足し終えるタイプ 先日、ドカンと物を捨てた。私の場合、物を増やしたい期と物を減らしたい期が代わる代わるやって来るので、増やしたい期に買って放置していたものを減らしたい期に未開封のまま捨てるなんてこともザラであり、彼らが一体何の…

話を聞かない客、地図が読めない私についての覚書|※この記事の本文中に注意書きなんてものは一切ありません※

(だいじょば)ないです ぼく「この新システムって大丈夫ですかね?客が勘違いしてトラブルになりません?」 かわいいバイト「あっそれ利用時に注意書きが出るようになってるので大丈夫ですよ!」 ぼく「(うーん大丈夫じゃなさそう)」 俺の 俺の 俺の話を聞け…

脳から始める思索屋生活についての覚書|愉しみ、或いは励ましとしての思索

「葉」っぱ1枚あればいい かの有名なコナミの野球ゲーム『パワプロクンポケット』に、「かつて主人公の彼女候補だった女の子が脳髄だけの状態になって培養液に浸され大きなガラス管の中でぷかぷか浮かびながら永遠に生かされるEND」が存在することはきっと諸…

されど素晴らしき暇潰しの日々についての覚書|最後に人から満点を貰ったのはいつだったかな

生きることは死ぬまでの暇潰しなのか そうだよ(そうだよ) 暇潰しは1日1時間 「暇潰し」という言葉を目にする度に思い出す。小学生の頃ポケットモンスターサファイアにのめり込んでいて日がな一日やっていたのだが、ある日たまたま来ていた親戚からゲームはよ…

( ´-`).。oO(覚書)|きょう「も」なんにもないすばらしい一日だった

うーん ( ´-`).。oO(ここ数日びっくりするくらい書くことがない) うーん ( ´-`).。oO(まあいっか)

私の頭の中の3歳児についての覚書|記事閲覧はお食事後にお願いします

うんこ(思考放棄) 参った。私の頭の中の「私」の知能が3歳児くらいしかない。というのも、外側の私が誰かに向かって「すみません、お手洗い行ってきます」と言っている時、頭の中の私は「うんこ!」と言っているのである。いくら他人に聞かれる心配が無いか…

「嫌い」のお作法についての覚書|まんじゅうきらい

言わせて……言わせてクレメンス…… 世の中の多くの人に好ましく思われている対象に関して、しかし自分はどうしてもそれを好ましく思えない旨を是非とも申し述べたいという場合に、好ましく思えない自分の「それくらい言わせてよ」と、それを好ましく思う人々の…

貰えるものは貰っとく精神についての覚書|当記事の賞味期限:7月10日(金)23時59分59秒

マイナちゃん×楽天カードマン 楽天カードでのマイナポイント申し込みに必要なアプリ ①マイナポイントアプリ ②楽天カードアプリ (※楽天カード、楽天ペイの申し込みはアプリからのみ可能) 楽天カードちゃんのファンやめます そんなわけで、私が所持しているキ…

世にも奇妙なおひとりさまライフへの布石についての覚書|私、魔女のキキです。こっちは重複承認の自自

あーあ、自他ともに認めるところでありたいな 人が自身の主張に関して「自他ともに認める」と言う場合、字面通り「自」と「他」によってその内容が認められる必要があるわけで、つまり、本来「自分でそう思っている」+「他人にもそう言われた覚えがある」=…

あらゆる決断を駄目にするものについての覚書|ここらでしょうもないひとりごとをひとつ

抽象的な導入として申し分ない 思考がいつも抽象的な範囲に留まってるもんで、そこから出る結論も抽象的な範囲から抜け出せず、何ら実生活の助けにならない抽象的なアイデアばかりが自分の周りに転がっているわけだけれども、そのことと私の人生の質とを比較…

本読みvs良書についての覚書|6月は梅雨時で本が読めるぞ~本が読める読めるぞ~本が読めるぞ~

(※7月です) 梅雨はばかもの やうやう青白(しろ)くなりゆく顔色 紫陽花の見える窓辺に腰掛け、適当に淹れたコーヒーを啜る片手間、適当に見繕った本の頁をぼんやり繰りながら、徒らに時を過ごしていたいそんな良き梅雨の日に、偏頭痛が酷すぎてゲロを吐くとい…

人を動かすぽんぽこミームについての覚書|いつもよりぽんぽこ多めでお送りします

ぽんぽこりんな人間は大昔からいるものだなあ だから不正の行いをする者や神の 嘉よみ し給わぬような言行をなす者に対しては、どんなことでもやってのけるというので、これに(あなどることのできない)おそるべきやつだなどという名を許したりしないのが何よ…

人と病の夢物語についての覚書|健康上の理由により人生続けさせていただきます

何かそういう類のおとぎ話だと思ってほしい 病の国の話をしよう。ここにはおそらくありとあらゆる性質の病があって、というよりもここにある全てが 病そのもの・・・・・ であって、ここにあって病でないものはなく、ここにあって病と呼べないものはなく、人…

古いものとの闘争についての覚書|まったく世の中敵だらけだ

新しいぶどう酒は新しい革袋へ 新しい家を古い土台の上に建ててはならない。古い土台は脆く、崩れやすいからである。近頃は何やら新しい生活様式だの新しい仕事スタイルだのと騒がしいが、我々が何か新しいものを興そうとするならば、それらを古い文化、古い…

底辺の底辺による底辺のための哲学についての覚書|「たのしい哲学ごっこ」のすゝめ

さっぱり分からんということが分かった カントとゲーテをまともに読んだことすら無いというのに、ゲオルク・ジムメル著『カントとゲエテ』を読んでいる。分からん。さっぱり分からん。それもそのはず岩波文庫から出ているこちら、1922年に出版されたものを19…

得たがり共のトラジェディーについての覚書|「読書行為そのもの」について日頃から考えすぎるとうまく読書出来なくなるのでお気をつけください

>突然の財宝< もしも、手ぶらで家を出たあなたの家族が、抱えきれないほどの金銀財宝を携えて数時間後に帰ってきたら、あなたは喜ぶとか腰を抜かす以前に、ひどく訝しがるだろう。宝石店や金持ちの家で強盗を働いてきたか、或いは鬼退治にでも行ってきたか…

自由の国のウサギと義務の国のアリスについての覚書|義務は自由を無邪気に追いかけるものだ

悪魔だ!殴れ! もしもあなたが通りすがりの悪魔から、「お前のやっていることはお前の内から生ずるものか、それともお前の外から生ずるものか」と尋ねられたら、その悪魔を問答無用で殴って良い。例え悪魔とはいえ聞いて良いことと悪いことの分別くらいはつ…

ボロ舟を漕ぐ女と薄幸の美少年(184cm)についての覚書|すまねぇスポーツはさっぱりなんだ

国境の長いトンネルを抜けるとバレー部であった 人生の第一歩は、偶然という舟に乗り、必然という櫂を手に、時間という川を漕ぎ出すところから始まる。人生は概ね、偶然の質に左右されると思っている。良き偶然によって組み上げられた舟に乗り込んだ人は幸い…

多分その辺に落っこちてる自分と調和する試みについての覚書|Q.「良い」って何ですか?-A.「良い」ということです

わんわんお 散歩中の犬が電柱の根元やらそのへんの地面で立ち止まってもぞもぞしているのを手持ち無沙汰に眺めている飼い主のおっさん、という絵面はカワイイ。いや決して飼い主のおっさんがカワイイのではなくて、実際カワイイのは犬の方なのだが、カワイイ…

この世からこぼれ落ちそうな時に読んだり読まなかったりしてほしい覚書|この世のやり方が肌に合わないと感じたら直ちに使用を中止してください

このブログを書いている人は怪しい者ではありません この世を幸せに生き抜く方法を、この世に求めすぎてはいけないのかもしれない。ここ最近岩波文庫の「青」ばかり読み漁っている私の結論である。この世に素晴らしいものは沢山あるけれど、近頃どうにも素晴…

『人』という字は人と人とが支えあってうんたらかんたらについての覚書|今日もひとりだ空気がうまい

この記事はセンシティブな内容を含みます? 本題に入る前に、かねてより私の頭に巣食っていた1つの仮説について申し上げたい。実を言うとこの話題を取り上げることに若干の躊躇いがあり、それ故にかれこれ半年以上も頭の中で漬け込まれていたものなのだが、…