珈琲三杯|思索のための思索

限界フリーターが毎日の思索を書き綴る。手帖の代わり、或いはゴミ箱。

2019-01-01から1年間の記事一覧

自己啓発本の性質についての覚書|当たり前のことを事新しげに

みんなだいすき自己啓発本 自己啓発本なんてのは、購入した時点で既に役目の8割は果たしていると思う。自分に足りないものや伸ばしたい要素を自覚出来ていること。それらの対処に身銭を切れるほどの覚悟が仕上がっていること。そしてこういうのは大体、本を…

子供っぽい憎悪についての覚書|アイデアロール成功!

世にも珍しい経験をしたので、一応記事としてしたためておく次第である。 気が狂っていたら何だって出来る気がするし 「今のバイトに加えて週1で朝の短時間だけ働きたいけれど、現在の労働状況を鑑みるに気でも狂わない限り始めるのは無理だろうな」と思って…

言葉のストックを増やす試みについての覚書3|西田幾太郎『善の研究』より~その1~

?????????、?????????????。?????????????、???、???????????????。????????! ????????、????????。????????????。この本を50ページくらいまで読んだ感想。海外…

とある凡人が哲学書を読んだ件についての覚書|寝落ちして慌てて書いたので特に中身はないです

難しい本を読むというのはそういうこと 凡人が哲学書を読んで理解出来るようになったら、果たしてその先には光が待っているのかという問い。複雑に絡まり合った無数のコードの中から特定のコードの先端をたぐり寄せるように、或いは一筋の光もない真っ暗な宇…

【黒】シュールな顔した黒いねこについての覚書|デコホーム「モチモチクッション キャット(ブラック)」

その日、ぼんやり眺めていたタイムラインに流れてきたツイートでこのアイテムの存在を知って、日付の変わらぬうちに自らの足で買いに行った。自分が案外動こうと思えば迅速に動けることに驚いた。なんだかんだ10年近くツイッターをやっているが、ツイッター…

休日下手な人間についての覚書|誤魔化しで塗り固められた日

ハリー・ポッターとウキウキのおばさん USJへ遊びに行っていた母(60歳)と叔母(56歳)から、ホグワーツ城を背景にしたウキウキの自撮り写真がLINEで送られてきた。笑った時の目尻がそっくりなアラカン女性2人のウキウキ自撮り写真を見て、私は考えた。「休日と…

なんにもない日と手帳術についての覚書|なんかをやってりゃそれでじゅうぶん

メモ魔の魂百まで 自分が興味あること全部が書かれている完璧なノートを作れたらいいのにな。そんなことを考えながら、ビーズの種類、色の名前、おいしいお菓子、漫画やイラストの描き方、お気に入りのポケモンの覚えるわざ、カードゲームのデッキレシピ、あ…

ミニマリズムと人生における自分の割合についての覚書|自己(という)資本(の)比率

私がミニマリストのブログを見に行く理由 こんなことを言うと怒られそうだが、私がミニマリストのブログを見に行くときは、ライフハック云々よりもインテリア、もっと言えばアートの側面を期待している。無菌室のような清潔感を味わいたくて、あの真っ白な空…

【白】【黒】モノトーン好きを撃ち落とす小皿たちについての覚書|「マットモノトーン」シリーズ

記事の先頭にいきなり目次を置いてしまうと、グループ画面や購読中のブログ画面においてなんだかよくわからない箇条書きがツラツラと並んでしまうことに気づいた。かと言って、目次より前に書く事など特にないのである。困ったな。ここに何を書こうかな。な…

言葉のストックを増やす試みについての覚書2|キェルケゴール『死に至る病』より~その2~

前回の続き。一応本の最後までたどり着いたのだが、分かったことと言えば、さっさと眠りたい時には本書を開けばいいということくらいである。前半は絶望について、後半は罪について。特に後半、こういった具合に論へ特定の宗教観が加わってくると、その宗教…

考えなければ生きられない生物についての覚書|考えることを考えないことを考えることを考えない

休日は憂鬱で仕方がない! 先日の土曜日は地獄のような休みであった。仕事の日はあんなに気力に溢れていたのに休日になった途端気分が塞ぎ込み、何もしたくない。やるべきことやりたいことはたくさんあるのに、1つも手につかない。あとこれは先日土曜日に限…

旅する理性についての覚書|【今週のお題】家で飲む

今週のお題? はてなブログが「あなたが『家で飲む』時のことについてブログに書いてみませんか?』と言っている。私はお酒が好きだが、かといって家で飲む時にルールとかこだわりとか何かあるわけでもなく……そう本当に、本当に何もない。というわけで少し考…

赤の他人に突然議論を持ちかけることについての覚書|FF外から失礼するな

赤の他人に対してやってもよいことはあんまりない 道行く赤の他人に突然やってはいけないこと。あやとりを披露する。なぞなぞを出す。議論を持ちかける。絵本の読み聞かせを依頼する。持っている鞄の値段を問い詰める。ジュースを1口貰おうとする。先月の電…

【自分用】2019年6月の食事記録

●毎日必ず記録する ●正直に書く

【自分用】2019年6月のやることリスト

6月にやることをリストアップしていく。 ●お金の勉強をする └解説サイトを幾つか選ぶ→各サイトごとに記事を毎日1つずつ消化、適宜ノートに記録→ブログで少しずつ吐き出して理解を深める ●未読本を少しずつ消化する └消化中:『死に至る病』『新版 市場経済』…

言葉のストックを増やす試みについての覚書1|キェルケゴール『死に至る病』より~その1~

途中からキェルケゴール御大が何言ってるかさっぱり分からないので自分用のメモ。眠くて普通の記事が書けそうにないので 辞書引用でラクラク記事が作れるので 部屋の片付けで忙しいので 積ん読本を消化したいので 面白い実況動画を見たいので 書物の理解を深…

【黒】スタバの甘いブラックコーヒーについての覚書|スターバックス コールドブリューコーヒー(+チロルチョコ竹炭チーズケーキ味)

コーヒーを飲むはずが雰囲気に飲まれる店、スタバ 最高にスタイリッシュなモノトーンパッケージ コールドブリューコーヒーについて 飲んでみた感想ーブラック無糖の概念こわれる とろけるような甘い豆の正体についての調査 限界夜勤フリーターと安いコーヒー…

つまらない出来事についての覚書|つまらないものにしか成せないこと

つまらない出来事を面白く綴ろうと試みること つまらない出来事を、どれほど情熱的に、ドラマチックに、大胆な筆致で、ダイナミックに書き起こしたとしても、大抵の場合、つまらない出来事はつまらないままである。つまらない人間は変わることが出来るが、つ…

誰かがやらないと誰もやらないような物事についての覚書|「誰か」になる私

嵐のような女、去る 以前記事にもした暴風雨のようなアルバイトの女性。突然、お星さまになった。 shirokuro-044.hatenablog.jp 後にも先にも、このブログでこんなに特定個人の愚痴を書き散らすことは無いと思う。上の記事は読まなくていい。「暴風雨のよう…

「アウトプットとは何ぞや」と考えるための覚書|それで結局アウトプットとは何ぞや

とあるビジネス系カタカナ語について語るための導入 最早ロクに思い出せない大学時代、教授から言われた事で私が覚えている数少ない言葉がある。「辞書の引用から始まるレポートをやめろ」。その言葉は今回の記事とは特に関係が無いので、私は辞書の引用から…

【黒】インテリアとしてのコーヒーについての覚書|ガラスキャニスター”COFFEE”

コーヒーはやさしい コーヒーは飲むインテリア。「珈琲」という漢字のよさ。思索と創作にはコーヒーがなくてはならぬ。はて、私はいつからコーヒーを始めたのだろう。わざわざ悪い先輩に誘われなくたって、コーヒーは始められる。勿論悪い先輩に誘われたとい…

これからやろうとしていることについての覚書|NISOKU NO WARAJI

やりたいこと、色々やってみる このブログでやることを、少しだけ増やそうと思う。 本当はもう1つ別のブログを立ち上げてそっちでやっていこうと思っていたが、やめた。一応作っておいたブログは1日で削除した。今の私に二足の草鞋は重すぎる。時間のない中…

2年振りに服(クソT)を買ったらパニックになった件についての覚書|残るモノはやっぱり怖い

(昨日書いた記事があまりにも支離滅裂だったので翌日に手を加えた) 事の始まりは1枚のTシャツ 服を買った。2年振りに。服を。服だけじゃないんですけど。色々。あちこち巡って買ってきたモノたちがベッドの上に我が物顔で鎮座している。それをぼんやり眺めて…

『死に至る病』についての覚書|本の内容はさておき

絶望、そして罪への入門 「或る瞬間には彼は自分が絶望しているということがほぼ明らかになるのであるが、次の瞬間には自分の具合の悪い原因がどこかほかに自分の外のものにでもあるように思われてきて、それさえ取り除けられるなら絶望しないで済むだろうな…

記事が産声を上げるまでの覚書|湧き出る言葉は涸れることを知らず

(メモ:意味のある記事にはならないだろうが発想が書けとうるさいので書く) 『 ブログ記事に関しては、常に2つか3つのストックを持っておくようにしている。理由はカンタン、今日は死ぬほとくたびれ果てた、ブログなど書いていられるか、私は寝る、そのまま…

ご機嫌な部屋とモノを手放す行為についての覚書|その前に掃除しろ

自由に使えるお金が100万円手に入ったら、そのうち8万円くらいは部屋の内装に注ぎ込んでも良いかもしれない。アンティーク調のキャビネット。ゴシックな雰囲気のカーテン。レトロな木製のキューブボックス。白と黒のベッドシーツ。白と黒のラグカーペット。…

機嫌の総量についての覚書|自分の機嫌と相手の機嫌を天秤に掛けるなど

「安定したメンタルで機嫌の良い状態を維持する」と「周囲の他人を大切にする」を両立するのはなかなか難しい。 安定したメンタルのためには、世の中の大抵の物事と他人のことは放り投げておくことが必須である。世の中の大抵の物事と他人は、自分を余計に惑…

「生きるの大変そう」についての覚書|抱えた怒りで社会を動かす人たち

本当になんとなくなのだが、なんとなく思うところがあって、ツイッターで発達障害の方の大きなアカウントをフォローしている。なんとなく。失礼ながら「生きるの大変そうだなあ」とぼんやり呑気に考えながら。私がフォローしている大きいアカウントの人は発…

少ないエネルギーで生きることについての覚書|決断を断捨離する

あの時タイムラインをぼんやり眺めていなかったら、あの人をフォローしていなかったら、こんなこと/ものは一生知り得なかっただろう。そういう知識や言葉や作品に出会えた時、ツイッターやってて良かったなあと思う。 先日なんとなくツイッターを覗いたら、…

まだ温かい印刷物についての覚書|食パンの耳について語りだしたら止まらなくなるので今度また別記事書きます

手作りの小冊子には趣がある。 例えば、内容をエクセルやワードで作り、A4コピー用紙にガーガー刷って、それを1冊1冊ホチキス留めした十数ページ程度の手作りテキスト。小さいセミナーで配られるような飾り気のない冊子。そういうものが、なんとなく好き。 …